第8話 「命に代えても守るもの…信長様と見た夢」
松永弾正久秀(古田新太)はサブロー(小栗旬)に同盟の申し入れをし、「一国の主ってのは、現代で言うと総理大臣みたいなもんなんだぞ。分かってるのか?取りあえず民の声を聞く事だな」とアドバイスする。
そんな中、那古野城に領民が年貢を下げるようにと押しかけてきて、家臣・森可成(森下能幸)が領民に頭を下げて騒ぎを収めようとするが、その姿を可成の長男・勝蔵(北村匠海)は冷ややかに遠くから見ていた。
サブローは領民たちに「織田信長です!皆さんの話、聞かせてください。国民のため、暮らしやすい世の中を作ります!これは私のマニュファクチャー!私が変える!」と大声を上げる。
サブローは妻・帰蝶(柴咲コウ)と共に庶民の暮らしぶりを見に城下町に出掛けるが、商人たちが作った組合=座と言う制度により自由に物の売り買いが出来ないこと、それは尾張だけにとどまらない制度であることを知る。
城に戻ったサブローは軍師・竹中半兵衛(藤木直人)らから、座を牛耳る商人頭たちは儲けを独占するため新参者を入れたがらない事、座に入るにしても多くの銭を納めなければならない事、商人頭を怒らせれば国の財政は傾いてしまう事などを聞き、サブローは座の商人頭達に話を聞きに行こうとすると、木下藤吉郎(山田孝之)が供をすると言ってついていく。
藤吉郎は商人頭(池田鉄洋)に「この町は人の往来が少なすぎる。勿体ないですよ。座を撤廃してしまえば、この町に銭や職を求めた人々が日ノ本中から押し寄せてくる。さすればこの饅頭は今の倍、いや10倍は売れますぞ。更にこの饅頭の評判を聞きつけた人たちが遠方からやってくるやもしれぬ。自由に商いができ、人も増え、饅頭も売れる。殿が目指しておられるのはかような事にございますよね?ご主人、商人とあれば抱えきれぬほどの夢と銭を持つべきだ。この町に人が集まれば、その懐には銭が入りきれんようになりますぞ」と話して、通行税を取る関所の廃止と引き換えに座の廃止を認めさせる。
城に戻った藤吉郎は、サブローに褒美として「名を改めたく存じます。織田家が誇る二大武将・丹羽長秀様の『羽』と『秀』、そして柴田様の『柴』を頂戴し、藤吉郎の『吉』と合わせ、羽柴秀吉と名乗りとう存じます」と言い出し、サブローは「秀吉!?有名なのは豊臣さんか…豊臣さんに負けないよう、これからも頑張ってね」と声を掛ける。
可成と池田恒興(向井理)が歩いていると、勝蔵は剣術の稽古をしていたが、可成は勝蔵に「父上は情けのうございます。無事に領民がやすやすと頭を下げるなど」と言われ、三男・蘭丸(田中奏生)は父と兄の間で悲しい表情を浮かべる。
可成は恒興と二人きりになり、「せがれが恥じる気持ちも分かるのです。わしは時々思うのです。もし勝家殿のように男らしかったら、丹羽殿のように博識であれば、秀吉殿のように雄弁であれば、せがれたちは少しはわしを誇れるのかな、と。今更そんなこと言っても遅いですな。お忘れ下され」と話すと、恒興は「遅いことなどありませぬ。今からでもご子息の誇りになる事は出来ます」と声を掛ける。
秀吉は、長秀と柴田勝家(嶋政宏)から、信長が落馬して頭を打って記憶を無くしたが、それ以来人が変わったように明るくなったという話を聞く。
サブローは領民の前で、座の撤廃(楽市楽座)、関所の廃止、徴兵の廃止(農民は無理して戦に参加しなくてよく、次男以降は織田で雇って給料を払う)と宣言すると、織田領に人が押し寄せて城下町は大変賑わい、サブローは可成に「戦の世の中作りたいってずっと言ってきたけど、俺が作りたいのってああいう人たちの笑顔なのかもしれないな。ようやくその第一歩が踏み出せた気がするよ」と話す。
サブローは、京都から織田領に行く途中に宿場町のような町をもう一か所作って楽市楽座をしたら、更に織田領に人が来て豊かになるかもしれないと提案すると、半兵衛は宇佐山城に城下町を作ることを提案する。
すると可成がその町づくりの責任者に名乗り出て認められるが、その話を可成が勝蔵にすると「町づくりなど、そのような事は武士の務めではございませぬ!武功を挙げてこそ武士の務め。父上は武士などではございませぬ!」と怒鳴る。
蘭丸が父と兄の確執に心を痛めていると帰蝶は「頭を下げることはそんなに情けないことか?わらわはそうは思わぬぞ。笑顔で見送ってやろう」と声を掛けるが、出発する可成に蘭丸は上手く声を掛けることができない。
京にいる松永弾正久秀から、三好軍との交戦中に浅井家と朝倉家が進軍してきて苦戦中だから加勢してほしいという知らせが入り、サブローは松永勢を応援に行くことにするが、尾張には藤吉郎が残ると知った半兵衛は自分も尾張に残ると話す。
サブローが松永勢の元に行くと、三好勢は退却を始め、浅井家と朝倉家は挙兵はしているが京都には向かっていないという知らせが入る。
織田軍が二手に分かれている間に浅井・朝倉軍は宇佐山城に進軍し、延暦寺も加勢するが、可成は「わしはこの命を織田のために捧げる。わしを支えてくれた皆のために。わしを許し側に置いてくれた殿のために。そして、せがれたちの誇りであるために、わしは武士として戦う!」と宣言して徹底抗戦する。
サブローらは急いで宇佐山城まで向かうが、可成は戦死し、サブローは「森りんもすげえ泣き虫だったよね。いい大人なのにワンワンワンワン。でもさ、何でだろうね、あんなに泣いてたのにさ、笑顔しか思い出せないんだ。だからさ、みんな森りんの事、笑顔で送り出してあげよう」と可成の思い出を語って献杯する。
蘭丸は帰蝶に、出発の日に「頑張って」って声を掛ければ父・可成は死ななかったのではないかと言って泣き出すと、帰蝶は「言ってあげればよい。これから毎日お父上に心の中で話し掛けてあげればよい。きっときっと届くはずじゃ」と声を掛ける。
勝蔵はサブローに「それがしは強い武士になりとう存じます。父のような立派な武士になりとうございます。ですからどうか殿にお仕えさせてください」と話すと、恒興は「これからは名を改めると良い。信長様の『長』とお父上・可成殿の『可』という文字を一文字ずつ賜り、『森長可』と名乗るのだ。信長様とお父上をそなたが繋ぐのだ。お父上の願いを絶やさぬようにな」と話し、サブローは長可に鎧を渡して「これからきっと森りんが守ってくれるから。だからお父さんのように強く立派に生きてほしい。よろしく頼むね、森長可君」と声を掛けて握手をする。
城下町に出たサブローは恒興に「この人たちの幸せ、森りんが守ってくれたんだね。これからは俺が守るよ。ただそうしたいだけ、森りんの分も」と話す。
その頃、藤吉郎は明智光秀(小栗旬/2役)に「お伺いしたいことが。信長様は双子であらせられるのですか?この間、殿によく似た者を見かけたので、もしやと思ったのですが、他人の空似ですな」と声を掛けて・・・
というような内容でした。
森りん…
失礼ながら、時代劇ドラマでは森可成よりも蘭丸の方が注目されることが多かったように思うし、森りん役の方はそれほどビックネームな方ではない(ゴメンナサイ!)と思うので、こういう回があるとは思わなかったのですが、見事にジーンとしてしまいました
大家族を養うために敵側に情報を渡し(半兵衛の策略でしたが)たこともありましたが、それを許してくれた信長のために尽くし、髪型を笑われても耐えてw、領民に頭を下げることで息子に嫌われても頑張って、最後は殿のために息子のために胸を張って死んでいく・・・
現代の働く世代にも通じる話だったかもしれませんね。
目に見えた男らしさは無かったですが(オイオイ)、とてもカッコよかったです
サブローは、タイムスリップしてだいぶ経ったのかしら?
相変わらずバカっぽい所はあるけど、だいぶしっかりしてきましたね!
桜の木を切った大統領は「× リンカーン」 → 「○ ワシントン」で、
「× マニュファクチャー」 → 「○ マニュフェスト」ですけど
思い切った改革は、思いつき感は否めませんが、良い方向に動いているようで・・・
本当の信長は当時の人には思いつかない感覚を持っていたとよく言われているけど、そう考えるとこの「サブロー入れ代わり設定」もかなり上手く交わって描いている(これを協奏曲というのか?)ような気がします。
このドラマの場合は、本物の信長も一緒に行動している訳ですが・・・
信長(光秀=ミッチーの方)はサブローに嫉妬心のようなものを抱いているように見えて、サブローの方もミッチーを完全には信頼していないように思うのだけど、気のせいかな??
たぶん今後ギクシャクするのではないかと思うのだけど、そこに秀吉も絡んできてどうなるのかな!?
秀吉は、飄々としていて信長や家臣にどんどん取り入ってくるというイメージがこれまでの時代劇ドラマを観ていた中ではあった中で、本ドラマのこれまでの秀吉はそういうのよりも「人斬り」のイメージが強かったのですが、
今回は上手く勝家や長秀に取り入ったり、商人頭にも言葉巧みに交渉したりしていて、従来からある「秀吉像」に近いものが出てきていて、こちらも上手いなぁ~と思いながら観ていました
特に商人頭に交渉する姿は、演じている山田君、流石だなぁ~!と感嘆しました。
でも、そんな秀吉の裏の顔に気づいている半兵衛・・・いつ、どう動くのかな!?
武田信玄役は、そろそろ発表されるのでしょうか?
武田信玄と言えば、嶋兄弟の弟・政伸さんが「信長のシェフ」で演じていた姿が記憶に新しく(笑)
他の時代劇ドラマでも武田信玄を演じている方は、かなり強面な方が多かったので、どういう方が出てくるのか楽しみですが、登場話数はどれくらいなのかな?
ドラマ自体はあと3話だと思うのですが、どこまで描かれるのだろう??
来週予告では、ようやくルイス・フロイスっぽい人が出るようですが・・・
(1992年の大河ドラマ「信長 KING OF ZIPANGU」を緒形直人さんが好きで当時観ていて、ルイス・フロイスがナレーションだったのが強烈に記憶に残っています←古い話でスミマセン。当時まだ私は小学生だったかな?)
そろそろ、ドラマではどこまでで、映画はどこからなのか、が気になってきました。
主演の小栗君は、他局で1月期ドラマもありますよね?
大変だ!!
_______________
最後は、半兵衛演じる直人さんファンとしてもう少し・・・
と言っても、それほどの登場ではなかったですね
友情出演だから、それほど期待せずに観ているので、最初の登場シーンの時には「おぉ!セリフしゃべり始めた!」と、うっかり見逃す所でした
ということで、ドラマ全体を全力で集中して観ているのではなく、結構ユルッと観て楽しんでいます。
肩に力を入れないで観ることのできるドラマってのも、何だか良いなぁ~と。
火曜の「さよなら私」は、面白いけどメチャメチャ疲れて、夜の寝つきも悪くて
そんな両極端のドラマを連日観る機会というのも何だか良いなぁ~、両方とも出演してくださってありがとうございます!!という思いでいます。
(よく分からないまとめ方でゴメンナサイ)
←web拍手です。
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
※公式HP(こちら)
松永弾正久秀(古田新太)はサブロー(小栗旬)に同盟の申し入れをし、「一国の主ってのは、現代で言うと総理大臣みたいなもんなんだぞ。分かってるのか?取りあえず民の声を聞く事だな」とアドバイスする。
そんな中、那古野城に領民が年貢を下げるようにと押しかけてきて、家臣・森可成(森下能幸)が領民に頭を下げて騒ぎを収めようとするが、その姿を可成の長男・勝蔵(北村匠海)は冷ややかに遠くから見ていた。
サブローは領民たちに「織田信長です!皆さんの話、聞かせてください。国民のため、暮らしやすい世の中を作ります!これは私のマニュファクチャー!私が変える!」と大声を上げる。
サブローは妻・帰蝶(柴咲コウ)と共に庶民の暮らしぶりを見に城下町に出掛けるが、商人たちが作った組合=座と言う制度により自由に物の売り買いが出来ないこと、それは尾張だけにとどまらない制度であることを知る。
城に戻ったサブローは軍師・竹中半兵衛(藤木直人)らから、座を牛耳る商人頭たちは儲けを独占するため新参者を入れたがらない事、座に入るにしても多くの銭を納めなければならない事、商人頭を怒らせれば国の財政は傾いてしまう事などを聞き、サブローは座の商人頭達に話を聞きに行こうとすると、木下藤吉郎(山田孝之)が供をすると言ってついていく。
藤吉郎は商人頭(池田鉄洋)に「この町は人の往来が少なすぎる。勿体ないですよ。座を撤廃してしまえば、この町に銭や職を求めた人々が日ノ本中から押し寄せてくる。さすればこの饅頭は今の倍、いや10倍は売れますぞ。更にこの饅頭の評判を聞きつけた人たちが遠方からやってくるやもしれぬ。自由に商いができ、人も増え、饅頭も売れる。殿が目指しておられるのはかような事にございますよね?ご主人、商人とあれば抱えきれぬほどの夢と銭を持つべきだ。この町に人が集まれば、その懐には銭が入りきれんようになりますぞ」と話して、通行税を取る関所の廃止と引き換えに座の廃止を認めさせる。
城に戻った藤吉郎は、サブローに褒美として「名を改めたく存じます。織田家が誇る二大武将・丹羽長秀様の『羽』と『秀』、そして柴田様の『柴』を頂戴し、藤吉郎の『吉』と合わせ、羽柴秀吉と名乗りとう存じます」と言い出し、サブローは「秀吉!?有名なのは豊臣さんか…豊臣さんに負けないよう、これからも頑張ってね」と声を掛ける。
可成と池田恒興(向井理)が歩いていると、勝蔵は剣術の稽古をしていたが、可成は勝蔵に「父上は情けのうございます。無事に領民がやすやすと頭を下げるなど」と言われ、三男・蘭丸(田中奏生)は父と兄の間で悲しい表情を浮かべる。
可成は恒興と二人きりになり、「せがれが恥じる気持ちも分かるのです。わしは時々思うのです。もし勝家殿のように男らしかったら、丹羽殿のように博識であれば、秀吉殿のように雄弁であれば、せがれたちは少しはわしを誇れるのかな、と。今更そんなこと言っても遅いですな。お忘れ下され」と話すと、恒興は「遅いことなどありませぬ。今からでもご子息の誇りになる事は出来ます」と声を掛ける。
秀吉は、長秀と柴田勝家(嶋政宏)から、信長が落馬して頭を打って記憶を無くしたが、それ以来人が変わったように明るくなったという話を聞く。
サブローは領民の前で、座の撤廃(楽市楽座)、関所の廃止、徴兵の廃止(農民は無理して戦に参加しなくてよく、次男以降は織田で雇って給料を払う)と宣言すると、織田領に人が押し寄せて城下町は大変賑わい、サブローは可成に「戦の世の中作りたいってずっと言ってきたけど、俺が作りたいのってああいう人たちの笑顔なのかもしれないな。ようやくその第一歩が踏み出せた気がするよ」と話す。
サブローは、京都から織田領に行く途中に宿場町のような町をもう一か所作って楽市楽座をしたら、更に織田領に人が来て豊かになるかもしれないと提案すると、半兵衛は宇佐山城に城下町を作ることを提案する。
すると可成がその町づくりの責任者に名乗り出て認められるが、その話を可成が勝蔵にすると「町づくりなど、そのような事は武士の務めではございませぬ!武功を挙げてこそ武士の務め。父上は武士などではございませぬ!」と怒鳴る。
蘭丸が父と兄の確執に心を痛めていると帰蝶は「頭を下げることはそんなに情けないことか?わらわはそうは思わぬぞ。笑顔で見送ってやろう」と声を掛けるが、出発する可成に蘭丸は上手く声を掛けることができない。
京にいる松永弾正久秀から、三好軍との交戦中に浅井家と朝倉家が進軍してきて苦戦中だから加勢してほしいという知らせが入り、サブローは松永勢を応援に行くことにするが、尾張には藤吉郎が残ると知った半兵衛は自分も尾張に残ると話す。
サブローが松永勢の元に行くと、三好勢は退却を始め、浅井家と朝倉家は挙兵はしているが京都には向かっていないという知らせが入る。
織田軍が二手に分かれている間に浅井・朝倉軍は宇佐山城に進軍し、延暦寺も加勢するが、可成は「わしはこの命を織田のために捧げる。わしを支えてくれた皆のために。わしを許し側に置いてくれた殿のために。そして、せがれたちの誇りであるために、わしは武士として戦う!」と宣言して徹底抗戦する。
サブローらは急いで宇佐山城まで向かうが、可成は戦死し、サブローは「森りんもすげえ泣き虫だったよね。いい大人なのにワンワンワンワン。でもさ、何でだろうね、あんなに泣いてたのにさ、笑顔しか思い出せないんだ。だからさ、みんな森りんの事、笑顔で送り出してあげよう」と可成の思い出を語って献杯する。
蘭丸は帰蝶に、出発の日に「頑張って」って声を掛ければ父・可成は死ななかったのではないかと言って泣き出すと、帰蝶は「言ってあげればよい。これから毎日お父上に心の中で話し掛けてあげればよい。きっときっと届くはずじゃ」と声を掛ける。
勝蔵はサブローに「それがしは強い武士になりとう存じます。父のような立派な武士になりとうございます。ですからどうか殿にお仕えさせてください」と話すと、恒興は「これからは名を改めると良い。信長様の『長』とお父上・可成殿の『可』という文字を一文字ずつ賜り、『森長可』と名乗るのだ。信長様とお父上をそなたが繋ぐのだ。お父上の願いを絶やさぬようにな」と話し、サブローは長可に鎧を渡して「これからきっと森りんが守ってくれるから。だからお父さんのように強く立派に生きてほしい。よろしく頼むね、森長可君」と声を掛けて握手をする。
城下町に出たサブローは恒興に「この人たちの幸せ、森りんが守ってくれたんだね。これからは俺が守るよ。ただそうしたいだけ、森りんの分も」と話す。
その頃、藤吉郎は明智光秀(小栗旬/2役)に「お伺いしたいことが。信長様は双子であらせられるのですか?この間、殿によく似た者を見かけたので、もしやと思ったのですが、他人の空似ですな」と声を掛けて・・・
というような内容でした。
森りん…
失礼ながら、時代劇ドラマでは森可成よりも蘭丸の方が注目されることが多かったように思うし、森りん役の方はそれほどビックネームな方ではない(ゴメンナサイ!)と思うので、こういう回があるとは思わなかったのですが、見事にジーンとしてしまいました
大家族を養うために敵側に情報を渡し(半兵衛の策略でしたが)たこともありましたが、それを許してくれた信長のために尽くし、髪型を笑われても耐えてw、領民に頭を下げることで息子に嫌われても頑張って、最後は殿のために息子のために胸を張って死んでいく・・・
現代の働く世代にも通じる話だったかもしれませんね。
目に見えた男らしさは無かったですが(オイオイ)、とてもカッコよかったです
サブローは、タイムスリップしてだいぶ経ったのかしら?
相変わらずバカっぽい所はあるけど、だいぶしっかりしてきましたね!
桜の木を切った大統領は「× リンカーン」 → 「○ ワシントン」で、
「× マニュファクチャー」 → 「○ マニュフェスト」ですけど
思い切った改革は、思いつき感は否めませんが、良い方向に動いているようで・・・
本当の信長は当時の人には思いつかない感覚を持っていたとよく言われているけど、そう考えるとこの「サブロー入れ代わり設定」もかなり上手く交わって描いている(これを協奏曲というのか?)ような気がします。
このドラマの場合は、本物の信長も一緒に行動している訳ですが・・・
信長(光秀=ミッチーの方)はサブローに嫉妬心のようなものを抱いているように見えて、サブローの方もミッチーを完全には信頼していないように思うのだけど、気のせいかな??
たぶん今後ギクシャクするのではないかと思うのだけど、そこに秀吉も絡んできてどうなるのかな!?
秀吉は、飄々としていて信長や家臣にどんどん取り入ってくるというイメージがこれまでの時代劇ドラマを観ていた中ではあった中で、本ドラマのこれまでの秀吉はそういうのよりも「人斬り」のイメージが強かったのですが、
今回は上手く勝家や長秀に取り入ったり、商人頭にも言葉巧みに交渉したりしていて、従来からある「秀吉像」に近いものが出てきていて、こちらも上手いなぁ~と思いながら観ていました
特に商人頭に交渉する姿は、演じている山田君、流石だなぁ~!と感嘆しました。
でも、そんな秀吉の裏の顔に気づいている半兵衛・・・いつ、どう動くのかな!?
武田信玄役は、そろそろ発表されるのでしょうか?
武田信玄と言えば、嶋兄弟の弟・政伸さんが「信長のシェフ」で演じていた姿が記憶に新しく(笑)
他の時代劇ドラマでも武田信玄を演じている方は、かなり強面な方が多かったので、どういう方が出てくるのか楽しみですが、登場話数はどれくらいなのかな?
ドラマ自体はあと3話だと思うのですが、どこまで描かれるのだろう??
来週予告では、ようやくルイス・フロイスっぽい人が出るようですが・・・
(1992年の大河ドラマ「信長 KING OF ZIPANGU」を緒形直人さんが好きで当時観ていて、ルイス・フロイスがナレーションだったのが強烈に記憶に残っています←古い話でスミマセン。当時まだ私は小学生だったかな?)
そろそろ、ドラマではどこまでで、映画はどこからなのか、が気になってきました。
主演の小栗君は、他局で1月期ドラマもありますよね?
大変だ!!
_______________
最後は、半兵衛演じる直人さんファンとしてもう少し・・・
と言っても、それほどの登場ではなかったですね
友情出演だから、それほど期待せずに観ているので、最初の登場シーンの時には「おぉ!セリフしゃべり始めた!」と、うっかり見逃す所でした
ということで、ドラマ全体を全力で集中して観ているのではなく、結構ユルッと観て楽しんでいます。
肩に力を入れないで観ることのできるドラマってのも、何だか良いなぁ~と。
火曜の「さよなら私」は、面白いけどメチャメチャ疲れて、夜の寝つきも悪くて
そんな両極端のドラマを連日観る機会というのも何だか良いなぁ~、両方とも出演してくださってありがとうございます!!という思いでいます。
(よく分からないまとめ方でゴメンナサイ)
←web拍手です。
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
※公式HP(こちら)