私の入っているクラブと同じ市内にあるクラブは対立関係にある
元々は同じ1つのクラブだったけど、ある時期二つに別れてしまった
ある意味、乗っ取られそうになって分裂したっていうのが本当かな?
その時期、私は他県で活動してたので、その壮絶な経緯は人伝に聞いて知ってるけど、その時関係してた人達程の苦しみは知らない
知らないけれど、私も被害にあってしまった
元々のクラブがBとすると、乗っ取ろうとした方がC
その二つのクラブの上に市をまとめる代表クラブAがあるのだけれど、その対立に対して中立を守っている
私は、今の所に引っ越して、Cに入った
ところがCの部長はとんでもない人で、人の心というものを全く無視
勝つことだけに執着して、自分の思い通りにならないと平気で傷つくことを言ったり、態度で示す
挙げ句の果てには試合に出させてもらえないということも
私はそれに懲りてしまい、Cから抜けた
それから、病気のためテニスから離れていたけど、Bの方の部長からお誘いを受けた
このまま病気だからと燻っているより、体も良くなりつつあったので思い切ってやってみようという気持ちになり、Bに入れてもらった
この頃はCの部長とは一生顔も合わせたくない、口をきくなんて絶対無理、そう思っていた
Bの人達も同じ思いでやっていたようだ
ところが、自分でも驚くくらい早くに元のようなボールが打てるようになると、そんな対立とか恨みとかどうでもよくなってきた
私はテニスが好き
自分のためにテニスしたい
試合にも積極的に出てみたい
それが、いけなかった?!
Aの代表から人数が足りないので試合に出て欲しいと告げられた私は、ホイホイと引き受けた
これが今現在の苦しみを産むことになってしまった
それは、その試合のメンバーのほとんどがCだったからだ
今いるBの部長の許可は貰ってあった
Bの部長は私の病気のことを理解してくれていて、テニスすること、試合で頑張ることで病気が良くなっていくのなら出ていいよと言ってくれた
でも、周りの人たちに理解してもらうのは難しいことだった
何故また?!あんなに傷つけられたCの部長と関われるのか?信じられないと言う
確かに、少し前の私なら逃げていたと思う
だけど、今は違う
逃げていても克服することは出来ないと思ったから
まして、好きなテニスだし、自分の力が試せるならBもCも関係なくやってみたいの
これは私のワガママなんだろうか?
このことでBのクラブは大きく揺れた
クラブ内が揉めるのは私の本意ではないので、クラブを辞めると言ってしまった
正直、そうしたら私の行くところはない
Bの部長が引き止めてくれた
何とか、その試合だけは出てよいとなったが、それから先は絶対にCとは関わらない
それが条件
1人の人に誓約書を書くように言われたけど、そこまではしたくない
部長も書かなくていいよと言うことで一旦は落ち着いた
本当にこれで落ち着いたのだろうか?
私の行動でBの部員の心を踏みにじってしまったのではないか?
その時、私を責めた言葉も心から消えない
このまま、大人のフリして練習に行けるのだろうか?
お盆、皆んなは練習すると言っていたが、私は用事があるため参加しない
その短い期間で気持ちを切り替えることができるのか?
あんなに好きだと思えたテニスが苦痛に変わるのは嫌なのだ
連日、眠れないでいる
昨夜は何も考えずに寝たかったので睡眠薬を飲んでしまった
これでは、体を治すどころではない
本末転倒だ