ハードウェアの障害監視として、iDRACのライセンスが Express か Enterprise であれば、iDRACから
Alertメールが送信できます。
昨年末に公開されたiDRACのファームウェア(4.00.00.00)は、SMTPの通信方式が変更されているようです。
以前のファームまで通信は暗号化されていなかったのですが、このバージョンからはSTARTTLSでの暗号通信が
デフォルトで有効になっています。
クラウドサービスとして外部のSMTPサーバを利用しているのであればそのまま利用できるのですが、社内に設置
されているSMTPサーバでは、この設定が有効になっている環境は、さほど多くありません。
従来の通信方式に変更する場合、次のコマンドで設定を変更してください。
1.iDRACへSSHで接続します。
2.「get idrac.RemoteHosts.ConnectionEncryption」コマンドを実行し戻り値を確認します。
戻り値が「ConnectionEncryption=STARTTLS」の場合、次のコマンドを実行してください。
3.「set idrac.RemoteHosts.ConnectionEncryption None」
4.再度「get idrac.RemoteHosts.ConnectionEncryption」コマンドを実行し、戻り値が
「ConnectionEncryption=None」に変更されていることを確認してください。
この設定ですが、Googleで検索しても情報が殆ど出てきませんでした。
あまりiDRACからのメール送信は利用されていないのかな。
リリースノートには記述があるのですが・・・。
ありがとうございます!