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Citrix製品についてあれやこれやと

Windows Server 2016のタイルについて その後

2022年05月10日 | XenAppのこと
タイル情報を移動ユーザープロファイル内に保持するだけではダメなことが判明しました。
Hotfixの違いによるのかは定かではないのですが、アイコンキャッシュの再作成を実施しないと
タイルにピン止めしたショートカットの情報は保存されたのですが、アイコンが消えてしまいました。
アイコンキャッシュも合わせて移動ユーザープロファイル内に保存する必要があるのかは検証中なのですが、
現在は次のような処理をログインスクリプトに組み込んで検証しています。
ResetCacheに[1]をセットするとログイン時にキャッシュが再作成され、[0]に値が戻ってしまいます。
キャッシュが再作成されるとResetCacheCountの値が増えていき上限があるのかを調べるのが面倒なので
毎回[0]に設定しています。

CitrixのUPMを利用する場合には、HKCU\SOFTWARE\Classes を対比する必要があるような記述もあり、
まだまだ問題点はありそうです。
UPMを利用していない構成でHKCU\SOFTWARE\Classes の情報を対比する場合には、ログオフスクリプトで

「REG EXPORT HKCU\SOFTWARE\Classes %APPDATA%\%USERNAME%_Classes.REG /Y」
を実行してエクスポートし、ログオンスクリプトで
「REM REG IMPORT %APPDATA%\%USERNAME%_Classes.REG」
を実行してインポートすると復元できます。

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REM タイル情報の保存
MKDIR %APPDATA%\Local\TileDataLayer
MKLINK /J %LOCALAPPDATA%\TileDataLayer %APPDATA%\Local\TileDataLayer

REM アイコンキャッシュの保存
MKDIR %APPDATA%\Local\Caches
MKLINK /J %LOCALAPPDATA%\Microsoft\Windows\Caches %APPDATA%\Local\Caches

REM アイコンキャッシュ再作成用のレジストリを設定
REG ADD HKCU\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\ImmersiveShell\StateStore /v ResetCache /t REG_DWORD /d 1 /f
REG ADD HKCU\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\ImmersiveShell\StateStore /v ResetCacheCount /t REG_DWORD /d 0 /f
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