Citrix XenApp XenDesktop & Etc

Citrix製品についてあれやこれやと

XenServerのHAとPool Master

2018年09月01日 | Citrixのこと

ご存知の通り、PoolMasterが停止してしまうと悲しいことになります。

vGPUやGPUを利用している仮想OSが可動するXenServerでは、高可用性(HA)を有効にしてもサーバ障害時に
仮想OSは保護されません(最新のバージョンでは出来るようですが、そもそもその分GPUが必要かと)。

HAを構成する場合にはNFSやiSCSI接続可能なストレージ(最近ではSMB3.0が利用できるとか)が必要になるのですが、
手始めに検証目的で共有ストレージを利用しない小規模な構成で導入するケースが多々あります。

Citrix StudioでXenServerを登録するには、PoolMasterのサーバを指定するのですが、HAが有効でない環境では
PoolMasterサーバが停止してしまうとゲスト起動等の操作が一切できなくなってしまいます。
では、PoolMasterサーバに障害が発生した場合を考えてみましょう。

まず、PoolMasterの機能を他のサーバへ強制的に転送する必要があります。
正常に転送が完了したら、Citrix Studio側での設定作業(再登録かな)が必要になります。

旧PoolMasterが復旧したらもとに戻すもよし、そのまま利用するのも良しとなるのですが、障害が発生した
サーバより、毎回この作業をする必要が出てきてしまいます。

可能ならばHAを構成したいところです。
最近のWindows Serverや、格安なNASでもNFSやiSCSIのサービスが利用でき、HA構成用の容量が1GBにも満たない
ことから、なんとかやりくりして領域を確保して下さい。
HAで保護される情報は、あくまでもPoolMasterの情報となり、仮想OSは一切保護されません。
ちなみに、XenServer7.x以降では、SMB3.0も利用できるので敷居は低くなっています。




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。