日本百名城の一つで姫路城の弟城「鳥取城跡」

一人モーニングをした後、ホテルへ戻りチェックアウト。
すなば珈琲が予想以上に混んでいて心配しましたが、
なんとか10時のチェックアウトに間に合いました

チェックアウト後は、駅にあるお土産ショップでお買い物をし、
荷物を駅のコインロッカーに預け、一人観光へ出掛けました

鳥取駅から北東に走る知頭街道を、目的地に向かって歩きました


　

途中、釣り竿を持っている少年と、兔を抱いている少女の銅像があり、
足元を見ると、童謡「ふるさと」の歌詞が。
「ふるさと」の作曲家 岡野貞一が、ここ鳥取市出身なのだそうです

鳥取出身、銅像と言えば、
鳥取駅のそばに石破総理のお父様石破二朗氏の銅像もありました。
石破総理が鳥取県出身なのは高校生の娘も知っていることですが、
お父様は鳥取県知事を4期務められたんですね。


　

更に進むと、城下町の案内図がありました。

向かった先は「鳥取城跡」です
羽柴秀吉（のちの豊臣秀吉）の兵糧攻めの舞台でも有名なお城で、
現在は、天守台、石垣、堀、井戸などが残る城跡公園となっています。


　

鳥取駅から寄り道せず35分ほど歩いて到着
正面は久松山（きゅうしょうざん）です。


　
　
ここにも「ふるさと」の紹介と歌碑がありました。
メロディーも流れていました♪


　

内堀を渡り、北ノ御門跡を過ぎ、写真の道を更にまっすぐ進むと、
ガイドのおじいさんがいらっしゃって、ガイドマップをくださり、
短時間で回れるコースを親切に教えてくださいました
滞在できる時間が1時間しかなかったので助かりました。


　

まずこちらは「仁風閣」と呼ばれる建物
明治40年に鳥取藩主であった池田侯爵が、
当時の皇太子（のちの大正天皇）の宿泊施設として建てた別荘だそうです。
残念ながら、昨年から文化財保存修理工事のため休館中となっています。


　

仁風閣の裏側には池があり、「宝隆院庭園」と呼ばれています。
右手にはちらっと石垣が見えています。


　

おじいさんに教えて頂いた急な坂道を上るルートを進みました。
「二の丸」南側の石垣です。

鳥取城は全国時代16世紀中頃、
守護大名山名氏一族の争いの過程で誕生。
毛利氏の傘下となりますが、
天下統一を目指す織田信長の家臣羽柴秀吉が兵糧攻めを行います。
クイズ番組で出題されたのを見たことがありますが、
軍師黒田官兵衛が兵糧攻めを進言したと言われているそうです。

そして鳥取城二の丸は、江戸時代の拡張整備の際、
姫路城大天守を築城した職人が関わったことから、
姫路城の弟城とも呼ばれているそうです。
姫路城は昨年遠くからですが見ました。


　

おじいさんが見所だと教えてくれた球面の石垣「天球丸・巻石垣」が近付いてきました。


　

こちらが、その球面石垣「天球丸・巻石垣」
看板にも書いてありましたが、国内唯一の球面石垣だそうで、
石垣崩落を防止するために、江戸時代の終わりに築かれたそうです。


　

振り返ると、鳥取市内が一望できます。
正面の建物は鳥取県立鳥取西高校で、鳥取城三の丸跡にあります。


　

ここは二の丸の表御門跡の石垣
ここからも鳥取市街を見渡すことができます

今回の城跡見学は、時間の関係もあり、
久松山山麓の山下ノ丸のみの見学で終わりました。
山上ノ丸へ行けば、日本海や鳥取砂丘も見渡すことができるそうで、
春には桜が咲き誇る桜の名所としても有名だそうです。


　

写真は昨年5月の姫路城
こどもの日に娘のリクエストで姫路へ行った時のもの。
世界遺産なんで、何度か中へ入ったことがあります。

一昨年は大阪城、去年は姫路城と篠山城跡と大阪城、
今年は名古屋城と岸和田城へ行きました。

歴史にはめっきり疎い私なのですが、しばらく日本を離れていたこともあり、
勉強を兼ねて全国色んな都市の寺社仏閣や城を巡りたいなと思っています