江ノ島ネコさんぽ

散歩して出会った風景やネコ達を紹介していきます。

江の島~鎌倉(前編)

2011-05-16 21:06:55 | Weblog
土曜日、写真好きの友人と江ノ電江の島駅で待ち合わせた。

久しぶりに友人と写真を撮りに出かけた。

日差しは眩しく熱いが初夏の風は心地よかった。

すばな通りを抜け、本土と島を結ぶ橋を渡り、島内に入った。

  *

友人は一度江の島に潜入したことがあるそうだ。

ならばと彼の知らない江の島を案内しようと、裏路地をそぞろ歩いた。

山門手前の路地を左に入る。



何気ない日常がそこにはあった。



道端には無造作に貝が売られ、軒先には天日干しの魚。
決して観光客用ではない。


すべてが日常なのだ。


洗濯物が湘南の風にふかれ、ほのかな洗剤の香りが潔く感じる。


素朴な風景。


質素な中に小さな幸福が宿るのだ。



裏路地を島の頂上方面に登る。


表参道はたくさんの観光客。

しばらく登ると広場に出る。


数匹のネコが日向ぼっこしている。


日差しが強く、日陰でぼっこか


なんとも幸せそうである。

頂上付近では大道芸人も芸に汗を流す。


”江の島ビール”と”江の島サイダー”

是非、親子で楽しんでもらいたい。

  *

座敷から海が見渡せる食堂で昼食を済ませ、島を下る。

表参道の途中で左に入る細い路地があり、少し歩くと海が見える。
階段を降りれば砂浜に出られる。


この路地にもネコがいる。


島のネコは人懐っこい。


但し極端に大きな動きには敏感である。
ネコに近づくときは脅かさないように、ゆっくり近付いて欲しい。
そうすればネコから近付いてくることもある。


友人がフィルム交換中の姿をパチリ!
彼はフィルムカメラ派である。
しかもTOY的カメラ派である。
常に2~3種類のカメラを駆使して芸術を追求している。
”追求”は少し大げさかも知れないが、とても熱心な男だ。

  *

島と本土を結ぶ橋を渡り、すばな通りを戻り、江の島駅から江ノ電に乗った。

鎌倉へ向かう途中、和田塚駅で途中下車。


「無心庵」にて甘味を堪能した。


”白玉きな粉”
夏限定メニューらしい。

わしゃ男だが甘いものは大好き。
もちろん友人もイケルくちだ。


またまた友人をパチリ!
髪を後ろで結っており、若干サムライのような風貌だ。

それから、無心庵は座敷だけではない。
奥に洋間もある。
こじんまりとしているが、窮屈ではなく、座敷より空間は広く感じる。
窓を通り抜ける風が、また心地よい。



無心庵は和田塚駅から線路を渡って店に入る。


さすが人気店、客足は絶えない。
ただ・・玄関の”自動挨拶マシーン”は少し耳障りかもしれない・・


いざ鎌倉へ!

  *

鎌倉では人通りが多い小町通りを避け、やはり裏通りを歩く。

裏通りには隠れた名店もある。


玉子焼き専門店「おざわ」の看板。

本当に玉子焼きだけしかない、知る人ぞ知る裏路地の名店である。

昭和な匂いが漂う看板。


矢印に従って行ってみる。


小さな旅館があった。
ちゃんと営業している旅館だ。


この後は八幡宮でお参りし、JRで北鎌倉へ向かう。


つづく


 * * *

EOS-7D
+EF20mm/F2.8
+EF50mm/F1.8
+TAMRON SP90mm/F2.5(MF)


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