47歳の誕生日、1人映画館に行く
(怖っ)
奇しくも1972年公開の作品
レンタルでは何度も観ていたが、まさか劇場で観る事が出来るとは思いませんでした
上映ギリギリに到着し、逸る気持ちを抑えつつチケットを購入しようとすると、キッチリスーツ、パナマ帽子の男性が悠然と買っている
(早く!早く!)
息を切らしながら着席
5席程先にはパナマ帽
(被ったまま観るんかぃ!)
深夜に撮っているにも関わらず、昼間にしか見えない結婚式シーンから始まります
ドン・コルレオーネが如何にしてドンと言われるのか、このパートを見るだけで理解出来ます
堅気で生きて行く筈だった主人公マイケルが、逃れられない柵の中でマフィアになって行く過程が淡々と描かれています
若い頃は長男ソニー、シビれるぜ!
などと思っていましたが、この歳になって観ると、まぁそうなるよね…と
印象的なシーンは有りすぎるのですが、マイケルのレストランシーン、ケイトとのデート後の新聞シーンは秀逸過ぎて教科書に載っても良いのではと思います
いや、初めての花嫁アポロニア・馬の○○が…・裏切りに次ぐ裏切り・粛正・先ず観て欲しい作品の一本です
マーロンブランドのラストを見ながら、アドリブと決められた演技の境界ってなんだろう、俯瞰で観続けたいのに、中洲太陽の座席の悪さよ!
腰痛持ちにはお勧め出来ない劇場です
トドメにパナマ帽は1時間程で帽子を脱ぐ始末
(いやいや、脱ぐなら最初からでしょ?)
己なりの解釈で、いくらでも酒が飲める作品を劇場で観る
幸せな誕生日でした
☆☆☆☆☆
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