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地球温暖化問題と排出権ビジネス

2008年01月20日 02時00分09秒 | Weblog
ガソリン税に関連して、環境問題にすり替えるような政治家が大臣を
やってるなんて…。まったくあきれてしまうね。本当に自民党はおしまい
かもしれん。

ところで、その環境問題なのだが、ちょっと気なる記事を見つけてので
少し調べてみた。気になる記事とはこちら
http://www.newstatesman.com/200712190004
要は温暖化は実は既に止まっていて2001年から2007年まで地球の平均気温は
変化していないと言うことらしい。

温暖化といえば二酸化炭素の排出が問題に取り上げられるが、大気中の
二酸化炭素の濃度は、確かに一貫して増加し続けており、1950年代以降の
二酸化炭素濃度は次のように、おおまかに言うと単調増加である。
http://www.jccca.org/content/view/1034/775/
ここは「全国地球温暖化防止活動推進センター」と言うとこのHPである。
もし二酸化炭素の増加が地球温暖化の主要因だと言うのなら、この濃度
増加のように単調増加していてもよさそうなもんだが、実はそうではない。

次のデータを見て欲しい。
http://stesun5.stelab.nagoya-u.ac.jp/study/sub8.htm
名古屋大学太陽地球環境研究所の太陽風研究室のHPである。
図番が無いのだが、注目したいのは「気温と太陽活動」と題されたグラフである。
実は北半球の気温は太陽活動と強い相関性があることが伺える。
むしろ、気温は二酸化炭素濃度のように単調増加していないわけである。
そして、太陽活動はこれから収まる方向にあるらしい。

   * * * * *
今、世界は二酸化炭素の排出権を巡って市場があり、その市場規模は2015年には
2兆数千億円と言われ、環境技術ビジネスも含めればかなりの規模になるのだろう。

しかし、地球温暖化の原因が二酸化炭素が主因でなかったとしたら?
気温への影響は太陽活動と相関が高いなんてことは排出権市場を作った連中も
承知しているはずであろうに、なぜ?
それでも二酸化炭素がやはり主因なのだろうか?
冒頭に書いたように温暖化が止まっている(60年代比では高止まりだが)と
する主張もある。
もう少し良く調べる必要があるだろうが、ちょっと胡散臭い臭いがしてきたな。

   * * * * *
まあ、日本はお人好しだから、「地球環境を守るためだ」とのお題目があれば
なんの疑いも無く国際貢献だとか言って世界のためにお金を出すのだろうな。
だからガソリン税問題を環境問題にすり替えて、環境のためにガソリン税は
続けますなんて、トンチンカンな答弁をしてしまうんだろうな、ホント情けない。
その辺、中国にしてもアメリカにしても自国の利益に反しないように
よく考えてるよな。