アメリカが公的資金2500億ドルを金融機関に注入することを決めたらしい。
以前に下院で否決され、後に修正条項入りで可決した7000億ドルからの支出とのこと。各金融機関が自前で調達した資金2000億ドル位と合わせて約4500億ドルの資本増強となるらしいが、オンバランスされた証券化債権の損失額が1兆5000億ドル位あるのではとの説もある中で、まだ本当の損失額が確定しない状況でもあるので、この2500億ドル(7000億ドル)の効果がどこまで効くのやら。まだまだ予断を許さない状況のようだ。
そんな中、欧米の中央銀行が公的資金注入で足並みをそろえた(先の2500億ドルはその一環)ことにより、今日の株価は史上最高の上げ幅(率)だったらしい。
しかし、上記のような状況であるし、アメリカの5倍ともいわれる不良債権を抱えた欧州系金融機関の爆弾もあるし、実体経済に出始めた影響が実体化する来年3月期を控えていることを考えると、そう簡単に回復とは考えづらい。
これから暫く予定されているアメリカの金融機関の決算発表を見守りたい。
以前に下院で否決され、後に修正条項入りで可決した7000億ドルからの支出とのこと。各金融機関が自前で調達した資金2000億ドル位と合わせて約4500億ドルの資本増強となるらしいが、オンバランスされた証券化債権の損失額が1兆5000億ドル位あるのではとの説もある中で、まだ本当の損失額が確定しない状況でもあるので、この2500億ドル(7000億ドル)の効果がどこまで効くのやら。まだまだ予断を許さない状況のようだ。
そんな中、欧米の中央銀行が公的資金注入で足並みをそろえた(先の2500億ドルはその一環)ことにより、今日の株価は史上最高の上げ幅(率)だったらしい。
しかし、上記のような状況であるし、アメリカの5倍ともいわれる不良債権を抱えた欧州系金融機関の爆弾もあるし、実体経済に出始めた影響が実体化する来年3月期を控えていることを考えると、そう簡単に回復とは考えづらい。
これから暫く予定されているアメリカの金融機関の決算発表を見守りたい。