それでもなんとなく気になって,ネットショップで眺めてみたり,いつも買い物に行く量販店の自転車売り場でそれとなく探してみたり,なんてことはしてました。
運,というかチャンスというか,きっかけというのはあるもんです。
第1には,自転車に乗っていても,ダイエット優先と割り切っていた自分自身が変化してきたこと。上り坂も苦にならなくなり,峠越えをしてみたり長距離を走ってみたくなったのもついこの1~2週間です。
第2に,そのため久比岐自転車道を走ってみる気になり,情報を収集していたところ,コメントを通して情報をくれた山羊さん。山羊さんのブログを教えてもらい,のぞきに行ったら,なんとSPD購入の記事ではないですか。
そして同じ日,そのときはSPDを意識していたわけではないのですが,長岡にも大きな自転車屋はないものだろうかと,ネットで探して,普段の自転車で行く買い物コースのすぐ先にそれを発見したことです。さらに偶然なことにkojiさんから長岡にも大きな店がありますよということで同じ店を紹介されました。
それが全部久比岐自転車道に行こうと思っていた前日。帰りに自転車を車に積んだまま寄ってみようと思いましたが,さすがにその元気はなし。一端家にもどり一休みしてから夕方FINEというその店に行って見ました。
さすがに専門店。シロウトにはなんとなく入り難い雰囲気。今ほど自転車にのめりこんでいなければ入れなかったと思います。
思い切って店に入って,黙って店内の小物とかを見ようと思っていたのですが,なんとなくおどおど。これではいけない,と,目が合った店員さんに何かいわなきゃ。
で,「SPDください。」。ちょっと早急だったかな。
親切に案内してもらい,靴を合わせてもらって,べダルは片方は平らでスニーカーでも乗れるというやつ。
買い物を全部きめたあとで,おずおずと質問,「で,これって,どうやって使うのですか?」
あきれもせずに親切な店員さんは教えてくれました。時間があれば店で講習を受けてください。なければやり方だけ教えますので,車のいないところで練習してください。とのことでした。
車に自転車を積んできていることを話し,ペダル交換をしてもらうことに。その上で店先で説明を受けました。
右足を乗せて,うまくはまり,それでは左足もはめてみてください,と言われて漕ぎ始めたとたんに右側に立ちごけ。店先で道路の向きの関係で店員さんが右側という位置だったので,ささえてもらって助かりましたが,噂で聞いていて,導入にあたって一番心配していた立ちごけがどんなものかよくわかりました。
すごく感じのいい店員さんで,いろいろ質問したりもできたのですが,今の自転車についての話題になると,言葉を濁し,さらに聞くと,言い難そうに「うーん,これは自転車もどきですから。」
覚悟はしていたけど,ちょっとショック。ショックはショックだけど,新車購入の意欲が急速に高まってしまいました。
ロードを勧められたのですが,今のところどうしてもあのヘルメットをかぶる勇気がないので,スピードを控えめにクロスにしようかな,なんて思いました。
で,実際の試し乗りは翌日。月曜も休みでよかった。
押す,踏む,ではなく回すという意識が一番わかりやすいのはやはり上り坂かな,と,今回は前回と別の峠から八方台を登り,栃尾を目指すことに。
脱着は比較的すぐに慣れました。止まるとき,サドルを高くした自体がつい最近で,サドルからお尻を下ろして,それから止まる,という習慣じたい今ムリしてつけているところ。そこに足を順にはずすという手順が加わり,かなり意識していないと,ついうっかりでころびそうです。
位置の問題は,店員さんに着けてもらって自分ではさわっていないので,まあ,こんなもんかという感じで今のところまったく気になりません。
実際に登ってみてですが,出力200パーセントとまではいかなくても,2割り増しくらいの実感。
特に踏み込むことだけで上り坂を登っていたときは,すぐに太もも上部がパンパンに痛くなり,降りて押すことになっていました。
それがSPDだと,太もも上部が痛くなってきそうになったら,今度は引き上げる足の方を意識すると,そのうち太もも上部の痛みも和らぐので,継続して走れるのです。高度はたいして変わらないのに先週の峠越えよりはるかに楽でした。
そうなると平地の走り心地も試してみたくて,結局昨日の走行距離は50キロ。
きっとなんとか奥さん説得して新車も購入すると思います。
お池にはまってさあたいへん。というところです。
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estema22
koji
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