MUSiC LiFE

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25年、きざむ、つなぐ

2020-01-17 23:52:00 | 日記
阪神・淡路大震災から25年。

私が小学2年生のとき、
朝起きて、テレビで観たのは
高速道路が倒れ、あちらこちらで炎が上がる映像だった。

何が起きたのか分からなかった。

当時から地震はあって、
震度3の地震が起きても揺れてるなと思うくらいで
怖いという感覚はあまり無かった。

でも阪神・淡路大震災が起きてからは
とても怖く感じるようになった。

学校の防災訓練でも
火災だけでなく地震を想定したものが増え、
防災の意識を持つようになった。

2002年、家族旅行で神戸へ。
防災未来館
(現在は人と防災未来センター)を訪れた。

当時の震災の映像、
ジオラマで見る倒れた家や街並み、
時が止まった時計。

言葉に出来ず、その日のお昼はご飯が食べられなくなったのを覚えている。

昨夏、旅行で神戸へ。

ホテルの部屋から神戸港震災メモリアルパークが見えたので歩いて向かった。

倒れかかった街灯、壊れた岸壁。
今は静かで綺麗な街や海が
こんなことになってしまうなんて。

タクシーの運転手さんに
震災当時のお話を伺った。

自衛隊がお風呂を運んで来てくれたこと。
お風呂上がりにカレーを渡してくれて
その味を忘れることは無いと仰っていた。

今日、震災から25年。

絶対に忘れてはいけない。
伝え、繋いでいくことが大切だと改めて感じる。

どうか安心して暮らせる日々が続きますように。

誰も悲しまない日常でありますように。

そうやって暮らして行けるなら、生きて行けるなら
平凡でつまらない日々でも構わない。

そう思う。