フリーソフトのMIDIシーケンサーでおススメなのは「世界樹」と「Domino」です。
というよりも、日本に住んでいるのであれば、この二つ以外にフリーソフトのMIDIシーケンサーとして優れているソフトは無いのではないでしょうか?
両方とも国産で、日本人が作っているので、画面の文字も全て日本語で表記されています。
どちらともとても使いやすく、DTMで打ち込みを行うのに必要な機能が網羅されているのですが、少しだけ違う点は、画面の構成と独自機能です。
オニオンスキン
「Domino」というMIDIシーケンサーには、オニオンスキンという機能があり、別トラックに打ち込んだノートを、今作業しているトラックに表示させる事が出来ます。
Dominoで複数のトラックにノートを打ち込む場合などに使用します。
特に、SampleTankやKontakt、Independence Freeなどのマルチティンバー音源を使用する際には、複数トラックでの打ち込みを行う事もあると思いますので、そうした時にオニオンスキンを使うと作業がかなり楽になります。
「世界樹」には、オニオンスキンの機能は付いていなかったと思いますので、マルチティンバー音源を使う場合には「Domino」一択だと思います。
打ち込んだノートを五線譜で表示
「世界樹」というMIDIシーケンサーはピアノロール画面やイベントリスト画面、トラックセレクト画面がそれぞれ分離していて、分離して表示させる画面の種類に「五線譜」の画面があります。
もし、ピアノロール画面に打ち込んだノートを五線譜として表示させながら打ち込み作業を行っていきたい場合や、打ち込んだノートを五線譜として書き写したい場合には、「世界樹」一択ではないかと思います。
ただ、「Domino」と「世界樹」を使うのは、DAWソフト内のMIDIシーケンサーが使いづらい場合くらいなので、もしかしたら、あまり使う機会はないかもしれません。
ただ、以前紹介したフリーソフトのDAWである「Reaper v0.999」に搭載されているMIDIシーケンサーは結構使いづらいですし、ピッチベンドの調節機能が無かったと思いますので、「Reaper v0.999」を使う場合には、「世界樹」か「Domino」のどちらかをダウンロードして使った方が良いですよ( ^ ^)
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