前の記事で、フリーソフトのDAWとして「Reaper v0.999」というソフトを紹介しましたが、このDAWソフトに搭載されているMIDIシーケンサーはかなり使い勝手が悪いので、もし、このDAWソフトを使ってDTMを始めてみようという初心者の方は、「Domino」というMIDIシーケンサーもインストールしておいた方が良いでしょう。
ただ、この「Reaper v0.999」というDAWソフトと、「Domino」というMIDIシーケンサーソフトを一緒に使う場合、この2つのソフト間を接続して、MIDIデータの送受信を行うためのミドルウェアが必要になります。
MIDIデータを送受信するためのミドルウェアの事を「仮想MIDIケーブル」、または「仮想MIDIデバイス」と言うのですが、その「仮想MIDIケーブル」にもフリーソフトとしてインターネット上で配布されている物があるので、「Reaper v0.999」と「Domino」でDTMをするなら、フリーソフトの「仮想MIDIケーブル」も合わせてインストールしましょう。
MIDI Yoke
フリーソフトの仮想MIDIケーブルとして、多くのDTMユーザーが愛用しているのが、「MIDI Yoke」(ミディ ヨーク)というフリーソフトです。
このフリーソフトは、インストールがかなり難しく、インストール実行ファイルの拡張子も「.msi」というWindowsパソコン専用のものになっています。
「MIDI Yoke」をインストールするには、まず、インストールファイルをMIDI Yokeからダウンロードしてきます。
そして、パソコンの管理者権限があるアカウントで、コマンドプロンプトを右クリックして「管理者として起動」を行い、表示されたコマンドプロンプト画面で、先ほどダウンロードした「MIDI Yoke」のファイルのパスを打ち込み、Enterキーを押してインストールを実行します。
そうすると、MIDI Yokeのインストール画面が表示されるので、その案内に従いながらインストールを進めていきます。
少しインストールが面倒ではありますが、インストールさえしてしまえば、Dominoの環境設定画面でMIDI OUTを設定する箇所に、自動でMIDI Yokeのケーブル番号が表示されるようになるので、少し頑張ってインストールしてみましょう。
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