
考えるだけでラジオを直す少年
三角関数の証明をわずか11歳でこなしていたなんて凄すぎですよ、ファインマンさん。
それも教科書の証明より優れていたというものあったそうで。
私が学生の頃(1990年代の半ば)、三角関数は高校二年生(17歳)で習いました。
確かに、三角関数は面白い分野だと思います。
図形の回転が三角関数を使うと簡潔に表現できることを知ったとき、"言葉では表すことの出来ないほどの衝撃"を受けたことを覚えています。
だから、高校数学で一番熱心に勉強して、センター試験でも一番の得点源になってしまいました。
この章の、"ラジオの修理"、"パズル"、"代数チーム"のエピソードを読むとファインマンさんの科学に対する態度は子供の頃培われたのだということがわかりますね。