フロイト、エジソン、ニュートンも"トンデモな人"だったと言及している章が、個人的には面白かったですね。
フロイトやエジソンは、この本を読む前から、"トンデモな人"だということは知っていましたが、まさかニュートンもトンデモな人だったとはね。
ニュートンに関する記述を読んで、"彼は科学者というより、最後の魔術師だった"という筆者の論は言いえて妙だなと思います。
後、トンデモ学説と宗教は切っても切り離せないんですね。
筆者は聖書の出来事にいちいち科学的な根拠を求める人たち対して、"聖書に書いてあることは人智を超えた(超科学的な)出来事なんだから、それに対していちいち科学的な根拠を求めてもしょうがないだろ"と突っ込んでいますが、私は筆者の突っ込みに思わず納得してしまいました。たとえいえば、"ファンタジーの魔法に現実の科学的根拠を求めてもしょうがないだろ"というところですか。
筆者の突っ込みについて、私は正当なものなのかそうでないのか判断はできませんが、少なくとも科学と宗教のバランスをとる上で参考になる考え方ではないかと思います。
ただ、残念な点を挙げるとすれば、和訳がやや硬いなと感じたこと、専門的な部分(特に物理学)をもっと噛み砕いた形で書いてほしかったことですね。
もう少し砕けた表現を使えば高校生が読んでも面白い本だと思います。
帯には"全米の高校生と国会議員に読ませたい本"と書いていたことですし。
フロイトやエジソンは、この本を読む前から、"トンデモな人"だということは知っていましたが、まさかニュートンもトンデモな人だったとはね。
ニュートンに関する記述を読んで、"彼は科学者というより、最後の魔術師だった"という筆者の論は言いえて妙だなと思います。
後、トンデモ学説と宗教は切っても切り離せないんですね。
筆者は聖書の出来事にいちいち科学的な根拠を求める人たち対して、"聖書に書いてあることは人智を超えた(超科学的な)出来事なんだから、それに対していちいち科学的な根拠を求めてもしょうがないだろ"と突っ込んでいますが、私は筆者の突っ込みに思わず納得してしまいました。たとえいえば、"ファンタジーの魔法に現実の科学的根拠を求めてもしょうがないだろ"というところですか。
筆者の突っ込みについて、私は正当なものなのかそうでないのか判断はできませんが、少なくとも科学と宗教のバランスをとる上で参考になる考え方ではないかと思います。
ただ、残念な点を挙げるとすれば、和訳がやや硬いなと感じたこと、専門的な部分(特に物理学)をもっと噛み砕いた形で書いてほしかったことですね。
もう少し砕けた表現を使えば高校生が読んでも面白い本だと思います。
帯には"全米の高校生と国会議員に読ませたい本"と書いていたことですし。