当日は趣味の会のバス見学!会員さんは200名程います。
ある年のある日のお話をしたくなりました。
O町から乗車は私を入れて三名の女性会員。
バスに乗れば、”どこに座ろうかしら”の座席探し
前列は役員さん。バスに乗ると三列目の席から
Yおじさまが手をふりました。 お隣の席を、とってくれていました。
70代のおじさまで、私より先にバスに乗った時は、席の確保をよくしててくれます。
お話じょうずなのが、Yおじさまです。
二列目の左の席にはSおじさまお一人で!、右の席にはNおじさまがお一人で!
Nおじさまが、気をきかしてくれて、左の席に移動して二人で座りました。
右の席があきました。
Hおばさまと、私は並んで二列目に座れました。
Yおじさまが
「三列目があいているのに・・・・・」
と言ったので、 ”ごめんね”と、目と手で合図をしていた私
Hおばさまは10年ほど前から、会を通じてお知り合いになっています。
道すがらの会話は、何度もあります。 でもバスでお隣の席には、その日が初めてでした。
『お隣の席に』になれば、お互いでいろいろのお話がはずみます。
「T町に昔、住んでたのよ」
T町とは私の実家があるところです。”そこに実家がある”と話したら
T町の『思い出』をいろいろと、Hおばさまは話し始めました。
でもHおばさまとは年齢が違いますので、
私とは世代が違う人だな!接点はなさそうだなと思っていたら
「長男が高校になって、住居が三箇所になるので、T町を引っ越しました。」
そして、 Hおばさまは、担任のお話を始めました。U先生!私、知っている!!
「あの~私、○○年生まれだけど、U先生、担任だった事があるけど・・・」
「○○年生まれ?A男、知っているかな?」
「えっ?もしかしてA男さんのお母さん!」
すっとんきょうな声が、バス中にひびいたでしょう。その時に、恥ずかしさは忘れていました。
「頭が良くて、スポーツマンで人気者だったよ。クラス会が11月にあって、会えてから、
年賀状がきたのよ。中学生の頃だったら、うれしかったのにと、同級生に話したのよ!」
さぁ~、私は何を話しているのでしょう。年賀状は今も届いています。(*^▽^*)
HおばさまはA男のいろいろを話していました。
市内で会っている同級生にこの話はしました。
彼女らが偶然の出会いをびっくりしていました。
ご一緒した、旅で、幾度もHおばさまと話しながら歩いた事はありました。
多分、座席がお隣にならなければ永久にわからなかった事でしょう。
同級生の皆のあこがれの人!そのおかあさまと、私は10年ほど前から出会えていたのです。
”バスでの座席の偶然”から、始まりました。忘れられない素敵すぎる想い出