島根県立松江農林高等学校では、以前から林業学習に積極的に取り組んでいましたが、今年度より林業課程科目の充実を図り、さらに深く専門的に学習する取り組みが始まりました。これを支援するため、県東部地域の林業職員が交代で講師を務め、授業を通して林業の知識や技術だけでなく、その魅力を生徒達に伝えていきます。4月、5月は出雲事務所担当の授業が3回ありましたので、その様子をお伝えします(見出しの写真は、出雲木材市場視察の様子)。
5月15日(水)森林の施業技術についての講義(生徒13名、講師はH課長)。
5月22日(水)森林と野生鳥獣被害についての講義(生徒20名、講師はS主任技師)。
5月22日(水)木材の特性と加工、木材販路についての講義(生徒20名、講師はS課長)。
授業終了後のレポートを拝見させていただくと、用紙にびっしりと感想を書き込んでくれている生徒が多く、興味を持ったあるいは理解できたという声も聞かれて感激しました。一方で、講師側の反省点として伝えきれてなかった部分、説明不足だったなと感じる部分もありました。資料の作り方や説明の仕方など工夫をし、より魅力的な授業になるよう努めたいと思います。