2021年六度目のトラフグ探索（2021年4月6日）

昨日（4月6日、火曜日）は横浜・金沢八景の野毛屋さんから、今年六度目のトラフグ釣りに挑戦しました。

時をさかのぼる事、4日（日曜日）にいつもの浦安の船宿さんや野毛屋さんから遂にトラフグXデー（爆釣日）宣言があり、すぐにで行きたかったのですが、今週は月・水・木は休めそうもなく、この日を選びました。また、この日はいつもの船宿さんの他、浦安の船宿さんは定休日なので、野毛屋さんに伺う事にしました。



5時過ぎにN師匠の車で現地に到着。船宿さんの受付は始まっていなかったのですが、既に15台の車が開店を待っていました（私達の到着後も続々と開店待ちの車は並んで行きました）。また、開店後に健船長の1号船に乗る予定でしたが、3隻目も出るという事でそちらに移る事にしました（釣座は左舷の後ろから3番目が私で、その前にN師匠が陣を構えました）。



7時頃、3隻で桟橋を離れた船が最初の目的地に着いたのは8時半に近い時刻でした。また、そのポイントではトラフグだけではなくマダイ狙いの釣り船も来ていたようで、既に20隻以上はありそうな位の大船団となっていました。そして、この釣り開始となりましたが、この日は天気予報通り、秒速5km以上の強い風が吹く中での釣りとなりました。なお、今回のタックルですが、船宿さんの指定オモリは20号でしたので、竿は少しオーバースペックながら一番最初に購入した湾フグ竿に電動リールを着け、カットウは今回も20号オモリに換装した浅〇釣〇製カットウでした。

釣り開始前からの強い風にうねりもあり、船は時より大きく揺れる悪状況に加えて、オーバースペックのオモリをつけた竿はフニャフニャ曲がり、常に何かが動いている状態でした。そして、そんな悪状況が影響したのか、トラフグの活性も前々日・前日の好調が嘘のように私のエサをかじる事はありませんでした。それでも、船内では時々トラフグのアタリがあり、ポツリ～、ポツリ～と釣り上がっていました。

釣り開始から2時間程経過した10時半頃、船長さんの何回目かの「（トラフグの）反応が出てるよ」のアナウンスがあったのですが、私のエサには全然見向きもされていなかったので、一旦、エサを回収してチェック後に再投入しました。そして、船長さんの指定棚（水深）に合わせて誘いを入れると、フニャフニャ曲がっていた竿先がそれまでとは明らかに異なる動きがあり、ゆっくりと聞きアワセをいれてみましたが重みがなく、再度ゆっくりと竿を下げました。すると、また竿先に異変が出て二度目の聞きアワセを入れてみると、今度は確かな重みを感じられたので、竿先を上げてテンションをかけたまま電動リールのスイッチをONにしました。そして、糸が自動的に巻かれる中、前の釣座のN師匠にタモ網の用意をお願いして糸が巻かれるのをヤキモキしながら待っていました。電動リールは残り数メートルを残し止まるや否や、すぐに手巻きに切り替えると海面に黒い巨体の魚が姿を現して、N師匠にタモ入れして頂き念願の本命をゲットできました。
※ちなみに、このフグはエサ針が口に掛かっていて、カットウはぷっつりと切られていました。



苦節6度目の挑戦でゲットできた本命・トラフグですが40cmを軽く超えていて、ずっしりと来る重さがありました。そして、万感の思いでしばらくは再開した釣りに集中できませんでした。また、カットウを切られた仕掛けはそのまま使用して、喰わせで挑戦しました。しかし、2回程アタリがあったもののうまく針掛かりしなかったので、別の仕掛けに変更しました。が、その後はほとんどエサがかじられる事はなく、このトラフグが今回の最初で最後の釣果となりました。



結局、今回の釣果は45cm・2kgオーバーの本命・トラフグが1尾でした。また、このフグは白子が入っていて、身と背びれ・尻びれと一緒に持ち帰りました。

船宿さん発表の釣果では、3隻で0～10尾だったそうですが、今回も天候も含めて厳しかったですね。また、念願のトラフグをゲットできたのですが、今後は釣果が下がる事が予想されるので、今回が今年最後となりそうです。しかし、最後の最後に何とかゲットできて本当に、本当によかったです（嬉）。

※出船前、健船長からのレクチャーではトラフグは普通の釣りで、ショウサイフグのようなテクニックがいらない、誰でも釣れる魚だそうです。しかし、誰でも必ず釣れる訳ではないので、釣りは本当に難しいですね。