NACIONALキャップ

今となりましては、アイルトン・セナもNACIONAL銀行も、この世には存在しませんが、生前のセナが愛用していたキャップ・モデルを購入しました。

故アイルトン・セナは本名、アイルトン・セナ・ダ・シルバといい、セナは母方の姓だそうです。また、ダ・シルバ家はブラジルでも裕福な家庭で育ちました。
（4歳の時に、父親から、レーシング・カートをプレゼントされたのが、レーサーとなるきっかけでした。また、学業がおろそかにならないよう、成績が落ちたら、レースをやめる約束をしていたそうです）



そんなセナでしたが、さすがに無名時代はあまりスポンサーがつかなかった（ほとんどのレーサーは同様で、弱小チームに持参金を持って、乗せてもらう事も少なくないです）そうですが、セナの母国、ブラジルのナシオナル銀行はカート時代からのスポンサーでした。
（だからこそ、Ｆ１を初めとするレース界には、コネが重要で、二世ドライバーが多いです。また、コネも親もない新参者の場合、裕福な家庭からの出身者が少なくないです）



そのナシオナル銀行からのスポンサー料は、決して多くはなかったものの、その恩（義理？）に報いたのか、セナはマクラーレンやウィリアムズといった、当時のＦ１トップチームに在籍中も、終世、この帽子を着用していました。



私にとっても、この帽子には特別な思いがあり、最初に手に入れたのは、セナが亡くなった後の事で、若干（？）落ち込んでいた時分を思ってくれた両親が、購入してくれたものでした。



今回のこの帽子は、セナ財団公認のものだそうですが、当時、購入してくれらものよりかは、廉価版のようです。しかし、休日出掛ける時は、ほとんど帽子を愛用している私は、当分はこれを着用していると思います。



セナの事故から15年。節目の年でもあります今年は、それに乗った商品（ミニカーもそうですし、この帽子もそうですが）を、少しずつ、集めていくのかな？？