トランペットの種類

VergoldetとVersilbert

最近ご存知の通り金の値段が高騰してます。

聞くところによると、現在はg/3000円だそうで、4~5年前の倍だそうです。

楽器の仕上げもRawBrass、ラッカー、銀メッキ、金メッキとありますが、最近は金メッキ仕上げは各メーカーとも価格表で"時価"になっています。

昨日、後輩・女子のお付き合いでロータリーのC管物色に楽器屋に行きました。結局後輩・女子はRiccoKuehnのT053GB/GP(C/Aキー付)を購入(殆ど無理やり買わせた感あり)しましたが、彼女はピストン(Bach)もB♭/C管ともGPだそうでこれで3本とも"GP"だそうです。本人は特にGPにこだわっているわけではないのですが、結果的にGPばっかりになった、とのこと。(スミマセン、写真撮り忘れました!)

で、将来的な資産価値?も高いGPばっかり集めてみました。

GPが似合うメーカーのLechnerC管です。支柱がありませんのでSolistModel
になるんでしょうか?管厚0.5mmでフルキー付ですので、Lechnerのカルさが無くなってます(笑)。
同じLechnerですが、こちらは少し古め

ピンの写真がありませんが、SchilkeのC5-4もGPです。SchilkeもGPが似合うメーカーですね。(銀メッキの楽器は既に売却済み)

後は、フツーのGPではなくBrushedGoldになりますが、MonetteのD管です。


最近もイーベイでSchilkeのP5-4GP/BGが3000ドルですぐ落札されてましたので、GP人気は今後さらに盛り上がる可能性ありますね。音色的には柔らかくなる、といわれてますがあまり差は感じません。金メッキは下地に銀メッキかけてからのせますので、厚みはあるはずなんですが・・・。

前述のLechnerはメッキののりの悪いものが多く、すぐ薄くなります。ま、メッキ技術だけでいえば、日本が世界一なんでしょうけど。銀メッキに限っていえば、意外にVinatageものがしっかりしてたりします。

これは、薬品や有害物質に対し規制のゆるかった時代で、綺麗に脱脂できる薬品(環境汚染を引き起こすため現在は使用禁止)を自由に使用できたため、メッキのノリが全然違うから、と聞いたことがあります。

なかなか難しい時代になったことは間違いないようです。

コメント一覧

管理人
途中タイプミスがありましたので、補足します。
確かにF.A.Heckelは自分的には最高ですが、それが万人に受け入れられる、といった盲目的信仰、みたいのは持ってませんので。
少しロータリーに慣れてきた頃『こういう楽器もあるんだよ』って吹かせてみようかな、と。

薬品の話も日本ではどうかわかりませんが、こと環境先進国のドイツではその影響モロのようです。ただ金メッキは採掘される地域によって、黄色味がかったり、赤っぽかったりすることは今でもありますね。
管理人
はちさん、

ことしも宜しくお願いします。正直迷ったんですよね。彼女はロータリー初心者なので、MPもBachの3C以外使ったことないぐらいでしたから。で、BachのMPもいけるキューンがよかんべ、ということでキューンの選択になりました。
予算的に許せばLechner/Schagerlってのもあったんでしょうけど。何がなんでもHeckel!ってわけじゃぁなんです(笑)。結果的に良かったと思います。あ、ちなみにYAMAHA の新型吹いてきました。モロSchagerlのパクリですね(爆)。
はち
あけましておめでとうございます。

そういえば、鉛を避けるようになってから写真レンズや装飾グラスが往時の性能や美しさを失ったなんていう話を聞いたことがあります。半ば都市伝説であるとは思いますが・・・。

しかし、このページにリコキューンが登場するとはちょっと意外(笑)。
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