トランペットの種類

Original HeckelのC管

アマチュアで最初に購入するRotaryはC管が多い、と書きました(かくいうワタクシもその一人でしたが)が、とても珍しいOriginal HeckelのC管の写真が手に入りましたので、アップします。これだけのコンディションで現存していること自体が奇跡なのでしょうが、今のC管と比べてどうなんでしょうか?

1930年頃なのでしょうか?ベル先が少し金色に見えるのは、ニッケルメッキをはがそうと苦心したあとだと思われる、とのことです。クランツ無しで彫刻は横に入っています。1番管が手前に曲がっていなかったり、ドラムロータリーではなかったりしますが、間違いなくオリジナルのHeckelですね。希少性は高いのでしょうが、あまりオーラは感じられませんね。個人的にはB♭管の方がHeckelのオーラを感じます。
ちなみにHeckel-MeyerのC管は何度も登場してますが、こんな感じです。

個人的には前回のMax.EndersのC管の方に魅力を感じますね。でも世界中探してもこれだけのコンディションのOriginalHeckelのC管はなかなか見つからないと思いますので、大変貴重な存在です。この楽器、ドイツ人の友人がアメリカから仕入れたものだそうです。アメリカ人にとっては、VintageでもHeckelの価値はそれほど高くないようで、かなりお買い得だったようですが、本人が吹けない=どんなに価値があっても意味がない=売却対象ということで売りに何度か出しましたが、結局HeckelのAuthorityのところへ落ち着くことになりました。楽器もそちらの方が何倍か幸せかわかりません。
最後にこの超貴重なOriginalHeckelのC管2本並んだ写真を。

(クランツ付きは近々別オーナーになるようで、クレームが入ったらこの写真は削除します)

コメント一覧

六本木斜め前の席
http://ooo-28ec.cocolog-wbs.com/
とても上品な趣味でうらやましいです。
私の子供も、バイオリンを生涯の友として末永く付き合ってくれると良いのですが。
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