トランペットの種類

CalicchioのC管

E♭/D管までいきましたが、少し後戻りしてC管の話に戻ります。カリキオのC管です。オークションで見つけて速攻落札しました。実はこの楽器、幻の楽器であります。関係者に迷惑がかかると申し訳ないので、あまり細かくは記載できませんが、以前銀座の有名楽器店で一度だけ試奏したことがありました。そのときはB♭管とセットで置いてあり、両方とも文句のつけようのない素晴らしい楽器でした。
その際は値段はおろか、店頭に出すかどうかさえ決まっていない状態でしたので、購入することはできませんでしたが、いつかは欲しいと思っていた楽器でしたので、購入できたときの喜びは一入でしたね。
カリキオは今他人の手に渡ってしまいました。3代目のクリス・カリキオは非常に意欲的な人で、一度だけフランクフルトの楽器メッセで見たことがあります。
そのときはクリスのお母さんもブースで手伝っていて、とても明るく陽気な感じのおばちゃんでした。ですので、会社を売却した、と聞いたときはとてもびっくりしました。
ハリウッドという超一等地に店を構えていたこともあり、色々内紛もあったやに聞いていますが、楽器作りをやめてしまった、と聞いてますますクリスの楽器が欲しくなりました。
この楽器はリードが2重になっており(ヒドゥンリバースというそうです)、パイプが2重になったとても凝った作りになっています。
効果としては、ステップボア(シルキーのC2もそうです)みたいな効果があり、特に僕のようなロータリー吹きには違和感のない吹奏感です。
ローブラスなので、メッキでもかけようかな?とも考えています。


コメント一覧

little-trumpet
思い出 深い楽器なだけに 知り合いのところに行って嬉しいかぎりです。 

本当は、オリジナルのヘビーボトムキャップも一緒に付いていたはずですが・・・・ どこにいっちゃたのでしょうか?? 

しかし 初代から合わせて総生産本数20数本の超レア物ですね~。 是非 もう一度吹いてみたいです。 
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