バーバンク・ベンジのB♭管です。今から遡ること数十年前に楽器を始めた頃、当時師事していた師匠から中古で購入しました。Mボアなのであまり出番はなかったのですが、ラッカーがだいぶ剥げてきたのと、凹みがあったので思い切ってオーバーホール&リラッカーしてみました。ベンジといえばドクシツェル御大ですが、良く彼のレコードを聴いては真似したものです。母に購入してもらった楽器なので、売らずに大切にしていた楽器です。中坊には勿体ないぐらいいい楽器でした。周りはBachだYAMAHAのカスタムだ、とか言ってた当時は珍しいメーカーでしたっけ。
エルデン・ベンジ含め、当時のボストン響はフランスから来た方が多かったので、フレンチベッソンの流れを汲む楽器だ、と聞いたことあります。トリガーも使いやすいですし、出番は少ないですがロス・ベンジのフリューゲルと共にお気に入りです。
もう一本は、金メッキをかけようか迷ったのですが、工房からのアドバイスで支柱の飯田付け直しと磨きだけお願いしました。
シルキーのヘラルドタイプP6ー4です。以前P6(3バルブ)もイーベイで見かけましたが、やっぱり4バルブの方が使いやすいですね。この楽器は何度もご紹介してますが、元シカゴ響・チコヴィッツ氏の所有品という触れ込みで購入しました。シリアル4桁なのでシルキーに問い合わせれば真偽のほどは確認できるのでしょうが、個体がいいのでそう信じてます(笑)。
ハイノートはキツいのですが、音色がバツグンです。音程もいいですし、流石プロユース、と勝手に納得してます(笑)。P6ー4は以前Steveのところから購入したのがあるのですが、探しておられた方にお譲りしてしばらくして「やっぱり欲しい!」と購入したものです。
既にマンドレルも無くなってしまっているので、シルキーではもう生産出来ない楽器、また、生産本数も少なかったことからかなりレアな楽器だそうです。P5ー4があるので、ピッコロとしてはあまり出番はないのですが、ヘラルドタイプはPJBEのマイケル・レアード氏のようで、格好いいです。
さてさて、今回お願いした工房ですが、仕上げは勿論、料金も良心的で納期もほぼお願いした時にお伺いした納期で仕上げていただきました。まだ手を加えてあげたい楽器があるので、お金貯まったらまたお願いしようか、と思います。
新しい楽器を増やすのもいいですが、今持ってる楽器を大切に手をかけてあげるのも大事ですね。
と言いながらもピストンのB管欲しいかも病のようで、色々物色してますが(笑)。
「人生最後の一本」なんてタイトルでブログアップしたことありましたが、なんだか訳が分からなくなってきました(笑)。ま、買えるうちは誰にも迷惑かけていないので、OKってことで(笑)。
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