トランペットの種類

Finkeのフル・ニッケルC管

これも所有楽器ではありませんが、現在オファーが来ています。ホルンで世界的に有名なHelmutFinkeのC管(特別注文品)です。現在息子のヨハネスがメインで素晴らしい楽器を作っていますが、何でもフィンケはものすごく特許を持っているそうです。フランクフルトで開かれる楽器メッセに何度か行ったことがありますが、その度にブースに入り浸って、カップめんを食べたり、お茶を飲んだりしてくつろがさせていただきました。
トランペットもたくさん作っていますが、やはりメインはホルンが商売なのでしょうか、イヤな顔ひとつされませんでした(というかラッパ吹きはあまり相手にされていなかったような気がします)。
横道にそれましたが、フィンケの技術の粋を結集して作ったのがこのC管です。ホルン作りのアドバンテージはロータリーを知り尽くしていますので、いろんなことが自在にできることですかね。ニッケルはきつい、というイメージがあるかもしれませんが、遠鳴りして抜けていきます。セルフフィードバックと実際の音の遠達性に若干のギャップがある、という人がいますが、そば鳴りではありませんので、逆にコントロールしやすいと思います。この楽器は特注品で、オーナーさんがたまたまオリジナル・ヘッケルの部品取り器を持っていたので、S字飾りと支柱はヘッケルのものを流用しています。違う意味でもものすごく貴重ですね。興味のある方がいれば、コメントください。値段は楽器の出来に比べてはものすごくお買い得だと思います。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事