・・・社会構築主義の応用問題としても、ファミリー・アイデンティティの内実を問う意味でも、興味深いテーマ。だらだらと続く締まりのない論述と、分担章によって訳者の力量の差が如実に現れてしまっているのが難点。
家族とは、人々の行動やことばによって日々つくられていくものである。社会学の分野での従来の家族研究を社会構築主義という新しい視点から批判的に検討するとともに、この研究プログラムを具体的に提示する。
(「MARC」データベースより)
目次
第1章 家族とは何か
第2章 新たな視点―社会構築主義
第3章 私領域のイメージ
第4章 大文字化された家族
第5章 記述における世帯の用法
第6章 日常の行為における特権的な知識
第7章 組織への埋め込みと家族の多様性
第8章 家族の用法と社会統制
第9章 家庭生活の記述に関する文化―考察と展望
最新の画像もっと見る
最近の「本」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事