地球温暖化を食い止めるための低炭素排出社会がめざされ、自然エネルギーの有効活用とそのための技術開発および設備投資が求められているが、日本では、もっぱら、危険きわまりない原発の拡充にエネルギー政策の力点がおかれている。活断層だらけの国土に原発だのプルトニウムの再処理工場だのを立地するのは自殺行為としか言いようがないわけだが、いま、中国では、数多くのダムが決壊寸前にあり、実際決壊すれば、倒壊した核施設の放射性物質が土石流とともに拡散することになるだろう。そうなっても、電力会社、大手ゼネコン、土建政治家・官僚は、原発利権を手放そうとはしないんだろうか。愚かであるにも限度があるというものだ。
ブルジュ・ドバイ
莫大な石油利権の象徴とも言うべき現代版バベルの塔がドバイに建設中だ。きわめて危険なだけでなく大量の原油を必要する原発に代替エネルギーを求める限り、こうした醜悪なバベルの塔が産油国に乱立し、世界中から富を搾取する者どもが我が世を謳歌することになるだろう。
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