群馬県に住む木部さんは、通いで、認知症の両親を介助する。
高齢者が、要介護度が高くなっても、介護保険サービスを活用しながら、住みなれた住居、地域で生活できるのは理想ではあるが、本書のケースのように、子どもも介助を担い、また近隣の人々が見守り、世話を焼いてくれないことには、それも難しかろう。
群馬弁で語られる、認知症の両親とその子とのやりとりが、なんともおかしい。悲惨なものとして語られがちな認知症高齢者の介助であるが、このような新鮮な驚きと笑いのある介助もありうるのだ。
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