本と音楽とねこと

子どもの命の価値について

青山学院大学国際政治経済学部准教授 瀬尾佳美 まとめ

 いまさらあほが書いたあほあほな文章についてあげつらうつもりはないんだが、まあ、もっとも、世の悪事を正義感から暴くのであれば、「きっこのブログ(日記)」なみの情報収集力か深い洞察力が必要なのに、学者の分際でいい加減なこと書くの恥ずかしくないのか、あるいはまた、ブラックなことを書くのであればそれとわかるように書かないと、本来冗談がわかる人にもそれとわからないわけで、そんな茶目っ気の一つもない、悪意と罵詈雑言にまみれた痰つぼみたいなブログをつくってなにが楽しいのかなあ、といった単純素朴な疑問はわくわけだが、まあ、それは、動機不明の殺人事件が起こった際に、なんでそんなことしたかねえという印象を抱くのと同じことなので、考えても無駄なこと。
 ここで触れておきたいと思ったのは、瀬尾が0.5人とカウントした(←根拠がまるで理解不能、「まったくの個人的意見だが赤ん坊はちょっとしたことですぐ死んでしまうので、傷害致死の可能性は捨てきれない」って、われわれとまったく別次元の非論理的世界に生きる、基地の外の方の発言としか思えないがwww)乳幼児も含めた子どもの命の価値についてだ。
 わたしは人間の命の価値は平等に扱われるべきはなく、年齢が低いほどその価値を高く評定すべきだと考えている。わたしより、20歳の学生の命の価値の方が尊重されるべき、なんてわたしのあたまのなかでは自明のことだ。
 人間は、加齢とともに、そして自らが生きる環境世界を解釈する知識のストックを積み上げれば積み上げるほどに、生きる意味が希薄化し、時間はより速いスピードで進んでいくことになる。一瞬一瞬が驚きに充ち満ちていた幼いとき、時間はとてつもなく長く、とくに世界観が一気に広がる瞬間は、それがまるで永遠に続いていくかのような至上の経験となる。人間が、乳幼児期に経験する生の価値と比べたら、わたしがこれから生きる10年など(←生きてるとすれば)、ほんの数日分の価値しかもたないだろう。
 そんなわけで、乳幼児の命の価値は0.5人分しかないなんて、やっぱり基地の外の人にしかできない発想であるな、と思った次第なんである。

 

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コメント一覧

過剰防衛
返す返すありがとうございます。
泥縄になるのをおそれて過剰防衛にはしり、いつの間にか見えない「治安維持法」が成立してしまいかねないのが怖いですね。
「どんなことになってもオトシマエをつけるような信念と毅然とした対応」をとりたいのはやまやまですが、裁判沙汰になっても耐え抜く根性はないしょせんはへたれですから、難しいところです。
伊奈正人
炎上
土井さんの『友だち地獄』のいじめ論を読んで、ちょっとしたことで炎上するネットの現状と対比され、自衛として過剰防衛になりがちなことは、なんともにんともです。
まあ、0.5問題の場合は、やはりあまりに言い過ぎだとは思うんですけど。問題は自粛の実効性で、私の母校ではアルコールハラスメント問題があったあと、一気飲みについて自粛され、ジュースなどで一気をしていたらしいのですが、のど元過ぎればなんとやらで、寮生が死亡するという痛ましいことになったわけで、腫れ物に触るように一喜一憂するだけでは、土井さんの言う妙な純白志向にすぎず、やはりどんなことになってもオトシマエをつけるような信念と毅然とした対応が必要なのかも知れませんね
ただまあ、ネットはあまりに怖いのは事実で、野村一夫さんなどは、ノイローゼ気味になり結局ブログをやめてしまったようです。FTK氏の場合言い回しには毒がありますが、分析は鋭いし、非常なまじめさを感じますので、炎上する可能性はほとんどないことは、ネットに詳しい人間ならわかるわけですが、いずれにしてもくれぐれもご自愛下さい。w{/hiyo_do/}
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