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本と音楽とねこと

格差社会という不幸

神保哲生・宮台真司・山田昌弘・斎藤貴男・本田由紀・堤未果・湯浅誠・鎌田慧・小林由美,2009,『格差社会という不幸(神保・宮台マル激トーク・オン・デマンドⅦ) 』春秋社(¥1,995)'10.8.22

 対談の参加者が注目する人たちばかりなんで、けっこう期待して読んだ。
 期待以上の、読みごたえのある分厚い本だ。
 対談とはいえ、中身はとても濃い。

目次
第1章 格差と少子化と結婚できない男と女―希望格差社会はここまで来た
第2章 格差社会をサバイバルする―日本社会の変容とハイパー・メリトクラシー
第3章 貧困は自己責任なのか―人が貧しさに陥るわけ
第4章 格差社会はなぜ生まれたか―小泉政治の負の遺産
第5章 アメリカという格差社会の幸福論―日本人は格差社会で幸せになれるのか
終章 格差のはての世界―民主政権で日本の展望はひらけるか

金融崩壊と世界同時不況で一気に露呈した日本社会の格差と貧困。一億総中流の平等社会と信じていた背後で何が起こっていたのか?解決策はあるか?グローバル化や世界の政治思想の潮流を踏まえ、少子化、教育、貧困、非正規労働など多様な視点から考察。さらに民主党の政策を踏まえて日本社会の針路を論じる対談を付し、この国の再生のために知るべきことを詰めこんだ必読の一冊。

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