Bobby Caldwellは「ミスターAOR」と称されているが、毎年のように秋から冬にかけて来日し興行してるんで、「秋のベンチャーズ」と揶揄されてもいる。w 不遇の時代にも日本のファンは応援してきたんで、親日家でもあるんだろう。ま、でも、わたしには初Bobby Caldwell。
「紳士服のフタタ」で買ったとしか思えない安っぽいくたびれたスーツ。容貌もさすがに老けていて、どうみても冴えないおさーんなんだが、さすがは腐れてもAORの火付け役であるな。Boz ScaggsやMichael Boltonとならんで、かつて一世を風靡しただけのことはある。歌が巧いのは当然としても、落ち着いたステージアクトのなかにきらりと光る音楽的センスの良さがいいよいいよまつもといいよ。バックバンドもリズム帯がびしばし決まっていて、アップテンポの曲にはノリノリ萌えになりますた。アンコールではほとんど総立ち。終わったあと、会場全体がほんわか幸せムードに浸っていた。いくつになっても、音楽でこんなに人をハッピーにしてくれるなんて、なんてすばらしいことなんだろう。
来週は、ビルボードにThe Stylisticsが来るが、仕事の都合で行けそうもない。残念だ。
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