宅老所創設者自身により、事業の歴史と、看取ったお年寄りとの数々のエピソードが紹介されている。「富山型共生ケア」でなくなぜ「宅老所」なのか、下村さんの考えがはじめて理解できた。
宅老所は、富山型共生ケアとならんで、社会福祉事業の歴史に新しい1ページを書き加えた画期的なものなだけに、こうした記録はとても貴重だ。
目次
プロローグ 都会に出現した「田舎」
1 原風景としてのぼけ
2 「よりあい」を育てたお年寄りたち
3 「よりあい」の暮らし
4 普通の暮らしの先にある“死”
エピローグ 現場の柔軟さとしなやかさ
対談 ぼけたら「よりあい」で暮らしたい(谷川俊太郎VS下村恵美子)
日本の宅老所、グループホームの元祖としてその名を全国中に轟かせる「宅老所よりあい」の全貌。谷川俊太郎氏が入居予約をしているというこの施設を描いた、感動的ヒューマンドキュメンタリー。
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