駒村さんが提案する、年金一元化案(最低保障年金+新型厚生年金)には、わたしも大賛成だ。
「最低生活保障」の底が抜けた状況は、本書が出されて10年余の間、ますます悪化しているが、一縷の望みは捨てるべきではないのだろう。
目次
第1章 小泉改革の功罪
第2章 穴だらけの雇用・所得のセーフティネット
第3章 医療セーフティネットの崩壊
第4章 問題だらけの日本の年金制度
第5章 ここまできた日本の貧困問題
第6章 貧困社会への処方箋―崩壊か、存続か、社会保障改革の選択肢
アメリカ発の金融恐慌の影響で、未曾有の世界的大不況になっている。この影響でバブル経済後に起こった「格差と貧困」が、より一層深刻化することは間違いないだろう。脆弱な社会保障政策の影響で、今や大貧困国になってしまった日本は、今後どのような道を進むべきなのか?福祉・社会保障の専門家である著者が、暮らしやすい国・日本にするための処方箋を説く。
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