見出し画像

本と音楽とねこと

いぬのえいが(2004)

 今日は試験監督も会議も入ってなかったんで、いまだ完治せぬ風邪のため自宅で養生してたら、職場の某部署より電話。どうやら、とある重要な用務をすっぽかしてしまったらしい。その用務の日時について連絡を受けた覚えが全くなかったんで、ほんとうに連絡したのか調べるようお願いしていたんだが、担当者より返事がない。これって、これ以上この件についてはもう触れるな、ということなんでしょうね。w 日本人のコミュニケーションってむずかしかですね。

 で、「いぬのえいが」。犬猫ものはまずリターン確実だろというスケベ根性がみえみえでタチわりいなーと思いつつ、不覚にも目をうるませてしまいますた。w ポチをめぐる4ストーリーを織り込みながら、計11の小話が展開されるんだが、凡庸な内容のものが多く、ポチねた以外のストーリーの脈絡がわけわかめ、つーかまるで配慮されておらず構成にも難あり、総じて凡作ですな。「山田」(中村獅童)の少年時代の小話は自分の子ども期の思い出とも重なって、けっこう良かった。 「ねえ、マリモ」も、原作の絵本を読んでなかったこともあり、びびっと琴線に触れるものがございますた。
 犬が重要な役回りを果たす映画としては、"My Life as a Dog"というスウェーデンの作品がダントツに良かった。主人公の少年、イングマルは、いまの自分がとても不幸でも、スプートニクに実験用に乗せられた犬よりはまだましだと自分に言い聞かせ続けるんだが、それがなんともいじましくて切なく、自分の子ども時代の感傷を想起し懐かしくてやがてもの悲しい気持ちになってしまうのだ。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事