「わたしは、ダニエル・ブレイク」は、ケン・ローチが、窮乏する人々を早すぎる死へと追い立てるイギリス社会を、渾身の怒りを込めて批判した、言わずもがなの名作である。
デイヴ・ジョーンズ演じるダニエル・ブレイクの所作の一つ一つが良い。
読み手の想像力を必要とする書物と違い、映画は見たままに理解されるがゆえ、ある意味、訴求力に劣る。その欠点を補って余りあるケン・ローチの感性はみごとと言うほかない。
わたしは、ダニエル・ブレイク
「わたしは、ダニエル・ブレイク」予告編
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