デビュー作の『反社会学講座』は傑作だったが、二作目以降はやや凡庸な内容になってしまった。本書もしかり。無尽蔵に切れの良いネタがわき出るわけもなく、しようがないんだろう。
とはいっても、そこそこ楽しめる内容ではある。読者を喜ばせようとする精神がすばらしい。
目次
第1章 お金を拾って暮らせるか―くだらないことも、データと歴史で考えればおもしろい
第2章 調べものをするにはコツがある―図書館を使うか、ネットを使うか
第3章 そこそこ役立つ読書術―つまらない本をおもしろく読むには
第4章 なにが目的だ!―アンケート調査のおもしろさと罠
第5章 一三歳からのレビュー入門―星の数では、わからないこと
第6章 新聞を百倍おもしろく読むコツ
第7章 芸能ニュースからだって、学べることはたくさんある
第8章 映画を見れば、むかしがわかる―古い日本映画の楽しみかた
第9章 懐疑は踊る―エコ技術で、わくわくする日本へ
この世を正しくするな!面白くしろ!!世の中の真実はデータと現実の中間にある。社会や情報を見るためのヒントを、くだらない(とされる)ことをマジメに考える「反社会学」で学ぶ特別講義。「これから」を作る学問!!
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