ゼロゼロ物件、リセット屋、生活保護費詐取、人身売買(貢いだホストにソープランドへ売り飛ばされる!)、臓器売買、ねずみ講、ヤミ金、サブプライムローン等々、貧困ビジネスの数々とその手口が簡潔に解説されている。
現在でも知っておいて損はないことばかりである。
目次
第1章 食いものにされるワーキングプア
第2章 世界中に蔓延する「貧困ビジネス」
第3章 ますます悲惨な非正規雇用の実態
第4章 「安全」より「安さ」を選ぶしかない人たち
第5章 台頭する貧困対応型セックス・ビジネス
第6章 「規制強化」は貧困層を救うのか
底なしの不況に落ち込んだ今、急増する貧困層を食い物にして儲けるビジネスが跋扈している。「敷金・礼金なし」で貧困層を誘い込み、ほんの数日の家賃滞納で法外な違約金を請求する「ゼロゼロ物件」。多重債務者にニセの養子縁組をさせてさらに借金を重ねさせる「リセット屋」等々。なけなしの金をむしりとり、貧困層をさらなる困窮へと陥れる「貧困ビジネス」は、もはやモラルをかなぐり捨てた、日本経済の末期的症状の象徴だ。気鋭のエコノミストがその実態を生々しくレポート。(
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