本書は、関西の「青い芝の会」を中心にした、「自立障がい者」たちと、彼(女)たちをケアする「健全者」たちが繰り広げた、貴重な活動、運動の記録だ。
「自立障がい者」たちの人物群像、造形が強烈だ。よかれあしかれ、こうした強烈な個性をもった障がい当事者たちの活動があったからこそ、現在の障がい福祉(の制度とサービス)がある。
社会福祉学だけでなく、社会学の社会運動論においても参照されるべき記録だといえるだろう。
目次
フィルム
第一歩
宣言
自立と解放
炎
亀裂
行き当たりばったり
居場所
志
揺れ
タイトロープ
ふたり
最後の障害者
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