相変わらず寒い日が続きます。
みなさん風邪に気をつけてくださいね。
さて、育苗中の苗に水をあげたりしながら、
いつも思うのです。
根元が、きちんと土の中にあって、
まっすぐ立っているのもあれば、
地表に出ていて倒れているのもあります。
このような苗の水やりは大変ですし、
苗もダメになってしまいます。
過去に、その件で色々と悩んで、
長ネギの土寄せみたいに、
根元に土を盛って立たせたりしてました。
発芽直後に薄く土をかけたり、
タネを蒔いた後の土を多めにかけたり、
色々と試しました。
今日も午前中に水をあげながら、
倒れている葉ネギの苗がかわいそうになりました。
それで、先ほど土を盛って立たせました。
矢印の部分は、倒れたのが自分で起き上がったために
曲がりネギのようになってます。
いずれ真っ直ぐに起きてくるでしょう。
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商品によって様々ですが、
育苗用の土の中に、
軽石や植物のかけらなどが混ぜられてます。
これらが、
根が地中に入っていくのを邪魔して、
根元が地表に出てしまってると思われます。
新しく買ってきたセルトレイ用の土も、
小さいですが軽石が混ざってて、
やはり、倒れる苗も少しあります。
そこで、ある農家さんの話を思い出しました。
畑で、玉ねぎの育苗の際に、
角材で、深さ3センチの溝を切り種まき。
土を5ミリかける。
発芽後に周りの土が勝手に崩れる。
自然の土寄せで苗がピンと立つ。
(土をかける量はタネによって様々です。)
勝手に土が崩れて土寄せされるのは、
たまたまですが、私は畑でそのようにやってます。
ただし、サラサラの土ではないので、
完璧ではありませんが・・・。
これをセルトレイに応用できないか?
使う土次第では可能かもしれません。
タネを蒔く前に土を凹ませますが、
これを深くすれば良いのでは?
種まき後に土をかけても凹んだまま。
発芽後に水をあげるたびに周りの土が崩れて、
自然に土寄せが出来ます。
これを思い付いた時は、
目から鱗か・・・なんて、一瞬思いましたが、
畑と違ってセルトレイは、あまり深くありません。
ポットかプランター、育苗箱でなら可能でしょう。
う〜ん、やはり土をふるいにかけて、
邪魔な石などの塊を取り除くのが手っ取り早いか?
しかし、一応、試す価値はあるかな?
機会があれば、
深めに穴を凹ますのと、土をふるいにかける。
両方同じタネで試してみたいですね。