少子化とは、子どもの数が減少することである。よく使われる人口統計は出生率と合計特殊出生率と二つがある。合計特殊出生率と
は、人口統計上の指標で、一人の女性が一生に産む子どもの平均数を示す。この指標によって、異なる時代、異なる集団間の出生に
よる人口の自然増減を比較・評価することができる。例えば、2010年、日本と台湾の合計特殊出生率は1.39人と0.909人のことであ
る。(出生率:日本8.5、台湾7.2。(人口千対))データにより、2010年の台湾は世界一番出生率低い国と言われている。
2011年の状況はどうのような状態になるだろう?、厚生労働省「平成23年(2011)人口動態統計の年間推計」により、2011年に日
本では約105万7000人が生まれ、出生率は 8.4 と推計される。前年と比べて、0.1の減と見られる。反対に、台湾の出生率は8.5にな
り、日本を超え、大幅に上回った。(內政部統計通報一〇一年第一週)なぜ台湾の出生数は激増するのだろう?政府は、2011年の年
号は「民国100年」だから、「百年好合」(百年も仲良しに続ける)の連想の影響で結婚率が上昇することが原因と推定する。
少子化問題について、日本政府や民衆は厳重に直面している。日本と比べて、少子化問題は台湾全体に軽視されていると言える。例えば、台北市は子ども一人を生むと約5万円に補助することがある。しかし、台湾の少子化はただ経済の問題ではなく、国民の未来が期待されないのが芯の問題だろう。