マタン・エシュカーさんのクラスを9日間通しで参加しました。マタンさんのクラスは、宇宙的な大きなテーマでクリエーションの際に即応用できる思考回路を沢山あたえてくれたものでした。
もちろん、日常生活にも取り入れられる情報も満載で、フェスティバルが終わった今、毎日の生活がより豊かになっていることを感じられます。以下は、フェスティバル中に小林がマタンさんにインタビューをした際の一部を紹介するものです。
編集し終わったら、通しのインタビューを全てご紹介しますね。
続きをお楽しみに!
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(小林)
マタンさんは、今までにいろいろな身体訓練法を勉強をされてきたとおっしゃていましたので、
今回のヨガのクラスの要素について少し、お話をききたいと思います。
9回のクラスを通して、マタンさんのヨガクラスには、フェルデンクライス・メソッドの“動きのレッスン”の要素や言葉がけが多く取り入れられたように感じましたが、単にヨガのレッスンを提供することからフェルデンクライスの要素を取り入れることになった”きっかけ“や”意図“を教えてください。
(マタンさん)
先ず、自分自身のヨガは、いろいろなものを吸収して、それを自分なりに練り直して構成したものです。そして、変化を加えてどうすれば、自分が達成していることをより楽しく実行できるかに趣を置いています。
特別フェルデンクライスについて言えば、ヨガの練習というのは、1つのポーズをとるのに凄く力が入ってしまいがちになると気付きました。ポーズは、かなりきついものになりがちです。ヨガのポーズの中にある、逆方向に伸ばしあうという作業もかなりの緊張度の中行われる傾向にあります。
しかし、フェルデンクライスの“Awareness Through Movement”(動きを通して学ぶレッスン)を取り入れることによって、そのポーズに関わる際に、そのテンションを低くする事が可能です。神経系を落ち着かせ、感じる力を高める作用がヨガの強度の緊張から身体を解き放ってくれるのです。体の中に感じるスペースを少しつくってくれる感じ。ですから、意思をもってヨガの強度の高いポーズや、パフォーマンスを舞台上で行うといった緊張度の高い状況において、どのように自分自身の中にもどってこられるか、自分自身を発見しなおす場に戻ってこられるかといった稽古が重要です。
意図を高く保持した状態で、高い緊張感にも対応できるソフトな心身の状態を目指すためにとりいれます。
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確かに彼のクラスでは、緊張度が上がりやすい強度の高いポーズでもすんなりと気付いたらできるようになっている事を多々経験しました。ポーズをやる!!!のではなく、感じて観察するのみで、気持ちも体も落ち着きヨガの後は、疲労感はなく、これから何でもできる準備が整ったような軽さと柔軟性のある思考が身についていました。
本当にたのしかったな~。マタンさんありがとう
皆さんも来年は是非マタンさんのクラスを受けてみてくださいね。
小林も身体と環境のワークショップで彼のワークを取り入れたいと考えていますので、日本に彼を又招こうと思っています。有言実行なるか。乞うご期待!
こちらもお楽しみください。
ビギナークラス アフタートーク マタンエシュカー講師 youtube
http://www.youtube.com/watch?v=_R_SndXb4rE
暑い夏の風景