うーん、面白くなくは無かったのですが、森さんぽくないような、でも感情より理屈で物語が進んでいく感じは森さんなのかなぁ。いやでも、理屈というよりは無理矢理感を隠すオブラートというか、でも隠しきれてないというか、それがショートショートっぽい雰囲気を醸し出してるというか。いえ、ショートショートではなく中編なのですが。
みんなが一緒に住みだした時は、苔とか粘菌を擬人化した物語を思い出しました。個であって個でない感じ。
サクサク読めるけどそこまで入り込む物語ではないので、電車で読むにはうってつけでした。
「銀河不動産の超越」森博嗣
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