春はあけぼの〜で始まる一節以外の、平安宮仕えエッセイ部分を集めた枕草子ということで読んでみました。例にもれず私も、花鳥風月のその一節しか読んだこと無かったので。
この著者は清少納言の考え方に共感し、出会えたら友達になれるはずと宣ってます。だったらわたしはなれないかな。
気取った偽善者より本音で意地悪言っている方が良いってのは解らなくもないし、面白いなと思う解釈もあります。でもこの本を読むと、下世話で強者と自分に甘く弱者に冷たい視野の狭い独りよがりの女に見えてしまうのです。
それから、それホント?って解釈もあるし、意訳なりきり対談に至っては著者の思い入れが強すぎて・・・
それでも枕草子の今まで知らなかった部分の雰囲気がわかったし、普通の現代訳を読んでみたくなりました。
「枕草子REMIX」酒井順子
この著者は清少納言の考え方に共感し、出会えたら友達になれるはずと宣ってます。だったらわたしはなれないかな。
気取った偽善者より本音で意地悪言っている方が良いってのは解らなくもないし、面白いなと思う解釈もあります。でもこの本を読むと、下世話で強者と自分に甘く弱者に冷たい視野の狭い独りよがりの女に見えてしまうのです。
それから、それホント?って解釈もあるし、意訳なりきり対談に至っては著者の思い入れが強すぎて・・・
それでも枕草子の今まで知らなかった部分の雰囲気がわかったし、普通の現代訳を読んでみたくなりました。

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