『人気ピアニストからの脱却』
*クラシック界のスーパースターとしての悩み
*カロリーヌ・フォン・ザイン・ウィトゲンシュタイン侯爵夫人からの助言
「ピアニストとしてより作曲家として生きるべき」
『プロデューサーリストの覚醒』
*プロデュース能力に長け、有名交響曲などをピアノ編曲して各地を回った
『リスト最大の発明交響詩の誕生』
*この時代に価値あるものだった「詩」と音楽の融合
*「生きることは死へのプレリュード」
『もっとわかりやすい音楽を広めたい』
*それまでの4つの楽章からできている交響曲を市民にも捉えられやすい
飽きない長さで文学に劣らない作品を目指して作られた
*交響詩の形は、その後の作曲家に力を与えた
「わが祖国」スメタナ
「ツァラトゥストラはこう語った」リヒャルト・ストラウス
「フィンランディア」シベリウス
「魔法使いの弟子」ポール・デュカス
「海」ドビュッシー
「はげ山の一夜」ムソルグスキー
『リストの演出?表題のトリック』
*本来の詩とは別の、より知られている詩人の詩からインスピレーションを得たと発表
『想像を駆り立てる飽くなき変奏』
*表題の大意
無垢な愛は嵐によって遮られ
傷ついた魂は静かな田園で安らぎを求める
しかし人は再び自らのために戦いへと立ち上がる
「愛」「田園」「嵐」「戦い」
*主人公「ドシミ」(1つ下がって4つ上がる)音形の変化でテーマを表現