見出し画像

Felice*mamma

イタリア・ラヴェンナ  ✨✨ モザイクのお宝 ✨✨


2018年 ひとりイタリア秋旅 

10月

ひとり旅スケジュールはこちら


 ラヴェンナ 
(フィレンツェ、ヴェネツィアからそれぞれ電車約2,5h )

花のフィレンツェは日本の方は
よくいらっしゃるのでちょっと足を伸ばして
今度はラヴェンナへどうぞ😊 

ボローニャ(電車 1,5h)とフェッラーラからの日帰りの遠足にも
ぴったりのラヴェンナ です。


だから。。。

マンマ、宮殿ホテルに2泊するといったら
なんと😵  のスイートルーム

お泊まりするには
穴場なのかもしれません。

あっ、そうそう。
昨日のBlogで、宮殿ホテルだと書きましたが
写真を見てあまりにも地味過ぎて、
「これが〜〜 !? 😵 」
と思われたと思います。

そこですよ!!

皆さまは、宮殿といったら
ベルサイユ宮殿を思い浮かべますよね。
でも
ベルサイユの方が珍しいのです。

意外とヨーロッパの宮殿やお城は
地味。
北欧なんかもっと地味ですよ〜。



そんなことより、
ラヴェンナ ってどんな街なの?

はい!!
久々いい質問ね。

ラヴェンナ は古代末から中世初期に栄た都でした。
西ローマ帝国、東ゴート王国の首都で、
その後は東ローマ帝国(ビザンティン帝国)の
総督府が置かれました。

そうです。
ビザンティン帝国ですよ。

入り口の門


サン・ヴィターレの創建は6世紀前半。

建設中にラヴェンナ の支配者が
東ゴート王国から東ローマ帝国(ビザンティン帝国)に
変わりました。


↓ こちらが地図

見所は集中していますが、
1箇所だけ(サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂)は
バスで行きます。

クラッセ聖堂記事はこちら (1)
              (2)
                                            (3)
ラヴェンナ は8個の世界遺産があります。
サン・ヴィターレは地図左上




[ サン・ヴィターレ聖堂 ]
(ヒゲのないキリストがいます)

こちらは8角形のビザンティン式聖堂の典型です。




それでは
中に入りますよ〜。


聖堂内は圧巻!!
広過ぎます!!
地味な外観から想像もできない!!



これ全てモザイクです。
細かい色石は角度を変えて貼り付けてあります。
実物は本当に黄金に輝いて見えました✨✨✨





真ん中はヒゲのないキリスト

ビザンティン様式ではこれ以降、
威厳を表すヒゲのあるキリストになっていく。




宇宙を表す青い球に坐しています。
4本の川が流れる花咲く緑野は楽園の情景です。

⤴︎
左端の人物は2世紀にローマで殉教した
聖ウィタリス(サン・ヴィターレ)




東ローマ皇帝ユスティニアヌス
(483年頃ー565)




皇帝一行
皇帝右の禿頭はラヴェンナ 司教マクシミアヌス
(皇帝に賄賂を贈ってその地位を得たとの悪評)




こちらは皇妃テオドラの行列
皇妃の写真も撮りましたが
マンマのレンズではこれが寄る精一杯で
おまけに手振れ満載 😞


皇帝夫妻の洋服は禁色の紫です。

テオドラはかなりの女傑で
首都騒乱の際、逃げ腰だったユスティニアヌスを
叱咤したと伝えられている。



キリストの右側のモザイク




「創世記」のアブラハムの饗応とイサクの燔祭のシーン。












こうやってボケます。
😅 



上ばっかりで首が疲れちゃったので


足元のモザイク





中央の円蓋天井
ズーム目一杯。。。






キリストはこんな感じで鎮座してました。



キリスト教の信者ではないので
聖書のことも、ギリシャ神話なども
あまり知りませんが
モザイクの絵一つ一つにメッセージがあり、
芸術的にも大変貴重なモザイクであると思います。

これでも少しは知識が増えてきましたが、
年とともに忘れるってことを
忘れてました😅

いつも一からやり直しです。。。💦💦💦






また遊びにいらしてね  

 ランキングに参加しております。    

  

  人気ブログランキングへ 

 ついでにこちらも

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

  

 

 ♡Copyright 2020  Felice*mamma♡

 







コメント一覧

マンマ♪
dennちゃん☆

もしかして1000万円以上のお金ってことですよね。
寄付を募るだけでは足りないのでしょうか。
共通認識で文化財を守っていかなければならないので
世界中から集めるといいですね。
マンマ♪
dennちゃん☆

調べてくれたのね。ありがとう❣️
ものすごい歴史を感じますね。現代に生きてるってなんて素敵なんでしょう!!
ラヴェンナ は大きな街じゃないし、人もいないですが、専門の学校があるのですね。
denn
追伸
日本の税金で、東京藝大がサン・ヴィターレ・モザイク修復に携わっています。
イタリア以外に、修復に税金を拠出する国は日本だけなのかな?
興味があればクリックしてみて下さい。
https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT-20402007/20402007seika.pdf
denn
1500年程度経過しているモザイクなら、何度か大がかりな修復が施されていると思いますが。。
調べたら、古代(年代不詳)・19世紀・つい最近の3回やってるらしい。
発色や状態がよいので、納得しました。

イタリアには文化財修復士という資格があります。
ラヴェンナには、国立モザイク修復学校も数十年前に設立されたそうです。
マンマ♪
wakoさま☆

きれいで保存状態もよかったです。
イタリアの教会は外質素で中豪華✨✨✨の教会が多いです。
私も宗教画なんかみんな同じに見えていましたが
それぞれ意味があるし、その時代にどんなことが行われていたのかを知ると
興味深く見ることができます。

wakoさま、スペインにいらしたのですね。私はまだ未体験です。
いいな〜💕
wakoslowstep
マンマ♪さん
美しすぎます~✨
フェニーチェ劇場より、私はこちらが見てみたいです(*^^*)

このモザイクタイルの教会✝️
スペインのコルドバやグラナダで見たイスラム教の名残のある教会や宮殿に似ているのですが、、ビザンチン帝国とイスラムの関係を今調べてみたら、やっぱり関係あるのですね💦
旅行行く前に調べないで、今頃調べるなんて、ホントもったいないことしました(笑)おかげさまで、物知り(?)になれました♪
マンマ♪
kaigowearさま☆

私も口を開けて見てました😅 
モザイクは床面のに比べると細かくいろんな色石でできています。
角度によって違った色彩に見えて金は黄金に輝いて見えました。
1日のうちでも日の光によって変わるそうです。
おっしゃる通り労働者、時間、そしてなんといっても
この高さで作るのは大変なことと思います。
先人たちの苦労の賜物です✨✨✨
kaigowear915yh
mammaさま

すご~い すごい !!
圧倒されました。すご~いとしか言葉が出ませんでした。(>_<)
スケールが違いすぎます・・・
日本の侘び寂もいいかもしれませんが、いろんな文化の交流があって出来上がった文化は、口にだせないほど圧巻ですよね~~
これらの絵画が全てモザイク??
どの位の人達が、どれだけの時間を費やして出来上がったのでしょうか??
どんな気持ちで作品を作り上げたのでしょうか?
深いですね~~
素晴らしい写真を見せて頂き、朝から感動です。
ありがとうございました(◎_◎;)
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「* 2018.ひとり秋旅〜イタリア〜」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事