戦争、紛争はなくならない

アイヌ文化と歴史の動画をいくつか見た。日本は元々縄文文化人であったが、大昔はサハリンとは陸続きで大陸から狂暴（？）なオホーツク文化人が北海道に乗り込んできて縄文文化人を駆逐して混血民族が生まれ、縄文文化・言語が大陸のオホーツク文化人言語・文化に変わっていった。その後、本州では狩猟の縄文文化から農耕の弥生文化に変わっていくが、北海道は気温が低く米の生育に合わないため狩猟が残った。本州からは縄文人が乗り込んできてアイヌの人たちを従属させ、たびたび本州から来た縄文文化人と争いが起きた。アイヌ人は虐げられる民族の歴史である。というのが私のまとめになる。
　で、日本は縄文人の単一民族であったという主張が正解なのかは分からない。どこにでも混血人はいる。人間みな平等でいいのではないか。沖縄（琉球）の歴史はどうか？学問的に調べることには意義があるかと思うが、現実社会では人々がみな平和に暮らしていければいいのではないか。なぜ争いが起きるのか？　それは利権争いをする権力者がいるからだ。民主主義を主張しても大富豪になる自由と極貧層になる自由があるので争いや競争はなくならない。「国を守る」という意味が分からない。権力者は他国を攻めることをやめてもらいたいが、国家権力と共謀して自分の莫大な権益を守り、さらに富を独占しようとする者たちがいる限り歴史は繰り返す。自由社会の競争が戦争を引き起こすのか。