昨日の天声人語を引用すると、「実に34年ぶりの更新だが、バブルのころと違って、好景気の実感は乏しいが春の日差しが来た、と言っていいのだろう、ただ米国やドイツではこの間に、株価は当時の10倍にもなっている。考えてみれば、こちらは携帯電話どころかパソコンも普及していない前時代の株価に戻っただけ、とも言える▼バブルのころと違って、好景気の実感も乏しい。安さを売りにした100円ショップはいつもにぎわっているし、東京・銀座でも終電の前には、みな足早に帰り始める。つまりは消費の動きがにぶい。本格的な成長につながるのかどうか、ここからだろう。ならばこの際、やむを得まい、今日だけでも、我が家の晩酌をもう1本増やそうか。何といっても、それが日本経済のため――いやあ、今から喉(のど)が鳴る。」いつもながら日本を皮肉っている。
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