Manabus Column

路地裏から尾根道を行く

ハンマーヘッドクレーン

2020-02-14 | Weblog

さて、鶴見から横浜へ向かう。

これまた前から気になっていた、横浜にあるハンマーヘッドクレーンが近くで拝めることになったのだ。

 

この様な大型クレーンは造船所や港湾部に多くあり、特に明治時代に竣工された物は非常に趣がある。

 

 

上に登るために外階段があるのだが、天辺に小屋が有りそこが操縦室なのだろうか(ワイヤーを巻く所かな)、それだとちょっとクレーンの操作が見辛そうだ。

高所恐怖症の方は、あの外階段を登って上にたどり着くことはちょっと無理であろう。

それに一度上に登ってしまうと、作業終わりまでは下に降りるのが面倒そうだし、もしかしたら食事をするためのテーブルくらいはあるのだろうか。

 

いや、実は狭そうに見えて中に入ると意外と広く、もしかしたら食堂なんかもあるかもしれない。

ちょっとしたキオスク的な商店があったり、小さな床屋とか簡易的な郵便局もあるかもしれない。

 

少なくともトイレくらいは無いといちいち下にまで降りなくてはならないから、そう考えると実際に小屋の中(小屋でいいよね)を見てみたい。

 

 

 

 

過去に撮った写真を漁っていたら、造船場が多い長崎県のクレーンが写っていた。

これはジャイアントカンチレバークレーンというものらしく、これもかなり古い超大型のクレーンだ。

 

 

佐世保や広島にも造船所が沢山のあったので、そう思うともっとよく調べておけば良かったと思った。

浦賀ドックの様にいつかは撤去されてしまうので、長崎のクレーンは実際に動いているところを見たかったと。

 

横浜のクレーンはとっくに使われてないが、オブジェとして残されている。

横浜市はこういった昔からある産業遺産を上手い具合に街に溶けこませ、さり気なく後世に伝えている所が素晴らしい。

 

 

豊洲にある元石川島造船所のクレーンも、夜になると電飾が光る様になっている。

だから、たまに買い物とかに行くと毎度の様に拝んでいるのだ。

 

 

 



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