Manabus Column

路地裏から尾根道を行く

国道駅

2020-02-08 | Weblog
前から気になっていた、鶴見線の国道駅に行ってきた。

鶴見駅から出てる鶴見線に乗るのも初めてだけど、その一つ目の駅が国道という駅。
近くに国道が走っているからそのような名前になったのか、他には駅名になる目安のものが無かったのかもしれない。





下車する人は二人くらいしかおらず、改札を出るためにホームの階段を降りる。
登りのホームへ行くための通路からして、何とも異様な雰囲気だ。





駅としては薄暗く、まるで深い谷に降りていくようだ。





無人駅になっておりポツンとSuicaの自動改札機が設置されている。





改札を出るとまるで洞窟の中にいるようで、何となくジメッとした感触に包まれた。
この駅の開業は昭和初期との事だが、改修工事等がされてるのかされてないのか、建物自体が当時のままのみたいだ。

照明も暗くまるでトンネルの様で(いやトンネルだよな)、この日は天気が良かったから尚更その暗さを感じさせた。
いくらなんでももう少し照明があってもよいのではと思ってしまう。

まあ、夏場であったら少しは涼しいのかもしれない。





外に出て見ても、やはり洞窟の様だ。
それに、駅の入り口がゴミの回収場所というのもどうなのかと。






高架下には古びた家が立ち並んでいたが、人は住んでない様だ。






駅を出たら鶴見川は近くだったのでついでに川を眺めた。






それにしても高架下住宅が気になって、間取りなんか見てみたい。
高架下とはいえ電車の数は少ないから、意外と静かなのかもしれない。





「くらしに希望を。」という日本共産党のポスターが何とも皮肉だ。

駅の反対側へ抜けてみる。





何やら古い不動産の看板が掲げられていたが、記載された電話番号に電話したら、先ほどの高架下住宅の物件を問い合わせることができるのだろうか。
それに比べたらコカコーラの自動販売機がやたら真新しく感じてしまう。
でも、こういった時代に取り残されたモノが好きなんだけどね。


反対側には第一京浜が走っていてこれは国道15号であるから、この駅の由来はここから来ているのだろうか。
そして駅の壁には、第2次世界大戦時に、アメリカ戦闘機による機銃の弾痕が残っているから凄い。






本来なら、鶴見線の終着駅(3つある様だ)の海芝浦駅へ行きたいのだが、それはまたいつの日か行くことにする。

ここから10分くらいの京急の花月園前駅まで歩き、次の目的地へ急ぐ。















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