先日、冷たい雨の中で列に並び、長い時間を掛けてまでカツ丼を食べてきた。日本橋にある”たいめいけん”と言う洋食レストランは前にも入ったことがあり、カツ丼は本当に美味いのだった。
正確に言うとカツ丼ではなくカツ弁当と言うらしく、どんぶりではなくお重に盛られて出てくる。だから、お店の人にカツ丼くださいと言っても、カツ弁当ですねとわざわざ訂正される。
僕は、男らしく大盛りを頼む。大盛りにすると、蓋が閉まらないくらい(実際蓋はない)ドカンととても重そうなカツ丼が運ばれてくる。その迫力で優美な姿に、おお!と思わず感嘆のオタケビをこぼしてしまう。
とにかく、豚肉の脂身がとても甘い。ご飯も適度にバラっとしていて、半熟の卵とのカオスがまたたまらない。このカツ丼以外にもカレーとか、グラタンとかカニクリームコロッケとか、食べてみたくなるメニューばかりだが、僕は頑固にカツ丼に固執してしまうのだ(カツ丼て洋食だっけ?まあいいか)。他に、50円で食べられるコールスローサラダもこれまた絶品。コールスローサラダも大好きなので、だからここで食事をするのは本当に至福の時なのだ。
店内でカツ丼を食べている人は、たぶん自分しか居なかっただろう。みんなオムライスを食べていたからね。
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